もはや現代人の生活に欠かせない物となったスマートフォン。そんなスマホの濫用に警鐘を鳴らす1冊。 脳が形成される幼少期にスマホを多用すると、宿題など学習する時間をスマホに奪われてしまうだけでなく、スマホの使い過ぎによる睡眠不足から来る記憶力の低下を招きます。また、きちんと勉強している子でも、LINEなどの着信音に気を取られてしまうため、結果的に学習効率を大きく妨げるようです。コロナ禍以降、オンラインによるコミュニケーションがより浸透してきましたが、“見えない”相手との交流は、情操教育に悪影響を及ぼすようです。最終的には、若年期に健全に脳を鍛えなかった影響が、老後に認知症などの形で表れることが判明…