上司の背中:威圧感や不機嫌さで人を支配する ワクワク新卒。労働とはどんなものかな。最初の配属は本社ではなく、所謂現場。OJTで学んでねスタイル。スーツは着ない。バイトみたいなシフト制。簡単だが量が多い事務作業。朝から晩までの電話応対。人力でなんでもやりすぎだと感じるほどデジタル化は進んでいなかった。毎日12時間以上働いた。思っていた東京ライフとは全然違った。ショックというより、日々ちゃんと仕事を覚えて、ちゃんとこなせるようになるように必死だった。そのときは、目の前の作業をきちんとこなすことが、一番求められていること、仕事をして認められるための唯一の道と思っていた。最初の上司は、正当な理由もなく…