自分の体の調子が悪いとき ほかの誰かをねたましく思う気持ちに、蜘蛛の糸のごとく絡みとられてしまいそうな時があります。そして体調がよくなってしまえば、意外とそんな気持ちはあっさり忘れてしまったりもします。がん治療をしているときにも、わたしは こんなに禿げてて こんなに肌はごわごわで 痩せこけてでもあのひとは、このひとは... と輝いている人を見ては思っていたような気がします。そんなの本当に嫌なんだけれども、ねたましさというのは前に進みたい気持ちが、自分の中にあることの証し ↓ せっかくならそのねたましさを、前にすすむための推進力に変えたい。あとできることは、からだを整えることだけ。そう思うように…