「今後も5組がそろって公演をお届けできるよう、安心・安全に舞台に立てる態勢づくりに努めてまいる所存」で再開する宙組公演『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』東京宝塚劇場では貸切公演も多く入った。その次の雪組公演『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-では宝塚大劇場の新人公演も発表され、平時といえる状態への道筋が見えてきた。 世間から冷たい目で見られてはいるものの、よくも悪くも関心は薄れてきている。 しかし宙組と同じ轍を踏みそうな「危険な新人公演」予備軍は多い。 特に不安視されるのは月組だ。 今年の長の期である104期は月組が最も少ない。予定通りきよら羽龍と天彩峰里をトレ…