松濤でセーヴル磁器の展示を見てきました。 現代の高級陶器の系譜の原点ではないかと思いました。 色づかいや描写が綺麗で金彩は細いのですが厚みがあります。 繊細ながらも実用にたえそうな、使う人が限られる王侯貴族の器だと思いました。 じっくり拝見して、彩の豊かさを楽しみました。 歴史上の人物名が列記されています。 マダム・ポンパドゥール、マリー=アントワネット、マリー=ルイーズ・・・。 1770年ごろのものが展示されていました。とても豪華です。 量産できるような単純な意匠ではないのに、 会食用セットとして膨大な量が製作されたものもあったようです。 ですが、フランス革命が起きたのは1789年のこと。ま…