「もうコロナは終わった」、「ただのカゼだ」と思い込み、病院内でも、咳をしていてもマスクを着けない、そういう安易な風潮を問題視する欧米人の間で、今、アフリカ、ガーナで起きていることが注目されています。 日本の援助で医学部に設立された野口記念医学研究所があるガーナ大学で、1週間に及ぶ学生寮祭の後に、コロナ変異株の集団感染が発生。 大学構内でコロナ感染の疑い316件、確定107件。 祭典行事の間、参加者の多くが感染対策を軽視していたことが背景にあるという。 幸い、入院や死亡者は出ていない。 ガーナの保健大臣は大学を視察し、感染は厳重な監視下にあり抑えられているので、2020年の時とは違うことを強調し…