「午後8時の訪問者」、「サンドラの週末」、「息子のまなざし」、「少年と自転車」等々を観てきた、大好きなダルデンヌ監督作品を、初めて劇場鑑賞(新宿武蔵野館にて) 不法移民として、アフリカからべルギーにやってきたトリとロキタ なかなかビザが認められないロキタの為に、姉弟と偽ってはいるけれど、ここまでの困難を乗り越えてきたふたりは、血縁関係以上の絆を感じている トリとロキタは、表向きはイタリアン・レストランの客に向けてカラオケを歌って稼いでいたが、その裏でロキタは、実家にいる家族への仕送りの為にドラッグの運び屋として働いていた しかし、不法入国をアレンジしてくれた仲介業者が、せっかく稼いだお金を都度…