2016年の電力小売全面自由化から数年が経ち、私たちは大手電力会社だけでなく、様々な「新電力」のサービスから自由に電気を選べる時代になりました。特に、世界的な燃料価格の高騰や円安を背景に電気料金が上昇を続ける中、「少しでも電気代を安くしたい」というニーズは、家庭・企業を問わず非常に高まっています。しかし、その裏側で新電力会社の多くが、かつてない厳しい経営環境に直面していることはあまり知られていません。 今回は、"電気の地産地消"を掲げ、収益の一部を地域に還元する地域創生モデルを推進する「熊本エナジー株式会社(サービス名:熊本でんき)」の決算を読み解きます。自己資本比率75%超という非常に高い財…