日本残酷物語
日本残酷物語
1959年〜1961年に平凡社から刊行された「流砂のごとく日本の最底辺にうずもれた人々の物語」（全七巻：第1-5部、現代篇1-2）。題名に冠せられた「残酷」の二文字は、そこに記録された人々の生活の実相を指すものであると同時に、それらが「むざん」に忘却されたうえになりたつ社会の有り様をも示しているだろう。
現在は平凡社ライブラリーに収録されているが、現代篇の二冊を除いた第五部までの刊行となっている。
第一部：「貧しき人々のむれ」(1959.11) (ASIN:4582760953)
第二部：「忘れられた土地」(1960.01) (ASIN:4582760996)
第三部：「鎖国の悲劇」(1960.03) (ASIN:4582761046)
第四部：「保障なき社会」(1960.06) (ASIN:4582761089)
第五部：「近代の暗黒」(1960.07) (ASIN:4582761127)
現代篇1：「引き裂かれた時代」(1960.11)
現代篇2：「不幸な若者たち」(1961.01)
執筆者(括弧内は執筆担当巻を示す)
秋山清（4・現代篇2）
我孫子麟（5）
石田外茂一（4）
石津澄子（現代篇1）
石塚尊俊（1）
石牟礼道子（現代篇1）
磯村英一（5）
伊丹川善通（5）
犬飼哲夫（2・4・5）
今堀誠二（現代篇1）
岩切登（2）
上野満（現代篇2）
江口常平（現代篇2）
江馬三枝子（1）
及川儀右衛門（3）
大江志乃夫（現代篇1）
大川邦夫（現代篇2）
大野二郎（現代篇1）
大橋薫（5）
大橋喜一（現代篇1）
大原富枝（3）
大牟羅良（1・2・現代篇2）
岡田靖雄（現代篇1）
沖縄タイムス（2）
奥田穣（現代篇1）
落合重信（5）
甲斐八郎（現代篇1）
香川健二（現代篇2）
楫西光速（4）
片岡弥吉（3）
桂井和雄（1）
金子光晴（4）
金関義則（現代篇1）
鎌田久子（1・2）
河合譲（1）
河岡武春（4）
神田貞三（現代篇1）
木戸清平（2）
君島孟雄（現代篇2）
河野広道（2）
小寺鉄之助（1・2・3）
後藤捷一（3）
小林里代（現代篇1）
小林宏（現代篇1）
佐木秋夫（現代篇1・現代篇2）
佐々学（1）
佐藤省三（現代篇2）
佐藤武夫（現代篇1）
佐藤道得（2）
更科源蔵（1・2・5）
柴田俊治（5）
柴田善守（5）
渋野純一（現代篇1）
渋谷定輔（5）
島一春（1・現代篇2）
島津千利世（5・現代篇1）
新海悟郎（5）
新里恵二（2）
進士慶幹（3）
助野健太郎（3）
角圭子（5）
須見新一郎（5）
瀬川清子（1）
高倉新一郎（2・4）
高津勉（現代篇2）
高野義祐（5）
高橋哲夫（4）
高橋梵仙（1・3）
高橋実（5）
高浜幸敏（1）
田北耕也（3）
竹内利美（1・3・4）
竹内利三（1）
田中新次郎（5）
田中豊（現代篇1）
谷川雁（2・3・5・現代篇2）
田村芳朗（3）
つきだまさし（現代篇1）
所三男（4）
富田実（2）
中西義雄（現代篇1）
中野清見（3）
中村きい子（3・5・現代篇2）
中村卓美（現代篇1）
西田長寿（4）
日塔聰（2）
二宮哲雄（3）
沼田流人（5）
野辺地慶三（1）
野村喜久夫（現代篇1）
橋本宏子（現代篇1）
浜英彦（2）
原一郎（現代篇1）
原口虎雄（3）
原親宏（5）
春木一夫（現代篇2）
比嘉春潮（2）
日向野徳久（4）
福地重孝（4）
福本隆（現代篇1）
藤川治生（現代篇1）
藤谷俊雄（3）
真壁仁（5）
増島宏（5）
松岡進（4）
松尾尊禱（5）
松山義雄（2）
馬原鉄夫（3・現代篇1）
間宮茂輔（現代篇2）
丸山邦男（現代篇2）
宮本常一（1・2・3・4・5・現代篇2）
宮良当壮（2）
向山雅重（2）
村上兵衛（現代篇2）
室賀信夫（3）
森克己（1・2・3）
森嘉兵衛（1・3）
森崎和江（1・4・5）
森田孟進（現代篇2）
森永種夫（3）
山川菊栄（3）
山口麻太郎（3）
山口弥一郎（4）
由井晶子（4）
吉川数美（現代篇2）
吉田三郎（2）
代情山彦（1）
脇坂昭夫（1）
渡辺茂（2・5）
渡辺操（現代篇2）
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