光人社NF文庫「伊号潜水艦訪欧記~ヨーロッパへの苦難な航海」を読了。 中身をよく確認せず、吉村昭さんが一冊出しているようなオーソドックスな日本海軍の潜水艦訪欧記かと思って購入したら・・・。 第二次大戦時、日本からドイツへと派遣された日本海軍の5隻の潜水艦の概略、ナチスドイツの潜水艦用の軍港(ロリアン)に到着したあとの現地でのセレモニーをはじめとする「写真集」。それらに続いて掲載されている「竜宮紀行」と名付けられた技術将校(潜水艦の乗組員ではない立場の人)による手記へと続く展開。 「現場の人」の記述でないから拍子抜けしたかというと全然そんなことはなく、潜水艦内での「お客さんの視点」と、当時ナチス…