半藤一利さんが亡くなりました。このブログで半藤さんの書いた本や語りを以下のように記してあります。追悼の意味で、掲載します。「根拠なき自己過信と底知れぬ無責任」、それを昭和史の最大の教訓と考えたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー オーディオブックで、半藤一利『昭和史』(1926-1945年)34巻を全編聴き終わった。著者の半藤さんが語るのを聴くという講義スタイルなので、毎日少しづつ勉強するということになる。勉強と健康の一石二鳥である。 さて、この「昭和史」は、終戦時に中学生だった半藤さんの実感も交えて、1928年(昭和3年)の満州某重大事件(張作霖爆殺事件)から始まった日中…