1月23日は「八甲田山の日」です。 1月23日は、明治35(1902)年1月に起きた 近代の登山史における 世界最大級の山岳遭難事故 「八甲田雪中行軍遭難事件」の (はっこうだせっちゅうこうぐんそうなんじけん) 遭難初日の日付です。 日清戦争後、日本陸軍にとって 来るロシアとの戦いに備え、 冬季訓練は喫緊の課題でした。 そのため青森歩兵第5連隊210名は 1月23日より1泊2日の予定で、 弘前歩兵第31連隊37名は 1月20日より11泊12日の予定で、 それぞれ異なる経路での雪中行軍が 計画されました。 青森歩兵第5連隊は、 ロシア海軍の艦隊が津軽海峡に入り、 青森の海岸沿いの列車が不通となっ…