昔話

皆さん、こんにちは(^_^) 今回は、先日stand.fmで配信した、スピリチュアル昔話についてシェアします。 人間のからだは、ただの肉体だけじゃない！？ 実際にあった不思議な体験を、昔話風にやさしく語っています。 聴き終えたとき、あなたの”感覚”が少し変わっているかもしれません。 お時間あるときに、ぜひ聴いてみてください。 【配信内容】 『スピリチュアル昔話☆からだは受けとるからだでもある』7/3配信 ▶音声はコチラ↓↓ stand.fm

ものいうたまご/おはなしのろうそく33/東京子ども図書館/2023年 ヨーロッパから伝わったアメリカの昔話。 ブランチュという子が、井戸へ水をくみにいき、ひとりのおばあさんから、水を汲んでくれるようにいわれ、水をくんであげました。 ブランチュの母親には、もうひとりローズという娘がいましたがブランチュには、なにかとつらくあたっていました。 おばあさんへ水をくんであげた日からニ、三日たったある日、母親からあまりにもつらくあたられ、どこへいくというあてもなく、泣きながら歩いていると、井戸にいたおばあさんに会いました。 おばあさんは、ブランチュの話を聞いて言いました。「晩御飯も用意してあげるし、ゆっく…

行けざんざんの梨/おはなしのろうそく32/東京子ども図書館/2018年 お話し会で語られた昔話のひとつ。タイトルにひかれ、再読。山形の川崎みさをさんが、1987年に語られたといいます。 「なら梨とり」というタイトルで知られていますが、ほかの話では三人兄弟がでてきて、病気の母親のために、なら梨をとりにでかけ、末っ子が、なら梨を持ち帰るのに成功するのですが、この話では、父親と息子が梨とりに出かけます。 梨は、「行けざんざん」というところにあるのですが、とくに意味はなく、昔話の語り口のようです。 道を教えてくれるのも、おじいさんだったり、おばあさんだったり。 「青笹、からす、ふくべ」がでてきたり、「…

青森のむかし話/青青森県小学校国語研究会・青森県児童文学研究会：編/日本標準/1975年 「からぼねやみ」は「なまけもの」という意味。 ひとつぶの豆を大事にしたじさまが、赤鬼のところで、おにのばくちの金を手にするが、まねをしたからぼねやみのじさまは、おにたちにひっかかれて、着物までとられて、ふんどし一本のはだかで、とぼとぼ 家にかえることになった話。 おひさまがあったかくて、こっくらこくらって、豆の皮むきをしていたじさまの手から、豆がひとつぶ外へとんでいった。豆を追いかけていくと、豆が小さい穴におちていった。穴を掘っていけば。豆っこ見つかるだろうと穴へ入っていくと、大きな家があっって、赤鬼があ…

青森のむかし話/青青森県小学校国語研究会・青森県児童文学研究会：編/日本標準/1975年 文が小学校の先生ですので、先生の創作昔話？かもしれません。 じっことばばが、同じ家にいながら、別々ににわとり飼っていた。ばばのにわとりはめんどりで、毎朝卵を産むが、ひとりで食い、じっこには食わせない。 じっこは、卵を産まず、ばばにばかにされるので、おんどりを外へ出してやった。 おんどりがしかたなく町へあるいていくと、街道できんちゃくをみつけた。（巾着は、今の子にはわからないが、昔話では巾着がふさわしい、説明をいれる？） おんどりが、巾着を首に下げていると、馬引きが、馬から降りて巾着をとってしまう。そこでお…

ティンガティンガ・アートでたのしむアフリカのむかしばなし １ なぜなぜばなし どうぶつ村の井戸 しまおかゆみこ・編再話 ヤフィドウ・絵/かもがわ出版/2025 ある日、ハイエナの頭に動物の骨が こつんとあたりました。ハイエナにとっては、骨だってごちそうです。バキバキかみ砕き、骨のずいまでしゃぶりました。 するとまた、ハイエナの頭に骨がこつんとあたりました。上を見るとそこにはカラスが飛んでいました。ハイエナがカラスに聞くと、骨をくれたのはカラスでした。骨をどこで見つけたかきくと、カラスは白い雲の上にいくと、いくらだってごちそうがあるといいました。 ハイエナは雲の上につれていってくれるよう頼みまし…

アラスカのむかしばなし よあけのはこ/ボブ・サム・語り あずみ虫・絵 谷川俊太郎・訳/あすなろ書房/2025年 アラスカ先住民族クリンギット族に伝わるワタリガラスの物語。アラスカで今も語り部をしているボブ・サムさんと、毎年春から秋までアラスカに滞在しているというあずみ虫さんのコラボ。谷川俊太郎訳は英語からでしょうか。 世界がはじまったとき、お日さまも月も星もありませんでした。 漁師たちとでくわしたワタリガラスが、ナス川の川上に住んでいる立派な長老が、お日さまと月と星をそれぞれスギのはこにしまってもっているとききました。スギのはこをぬすむつもりのワタリガラスは、マツの葉の針になって、おおきなしゃ…