評価4 再読。 今調べてみたら2年前にも読んでいたようです(笑)。 まぁ~それほど何度でも読んでみたいと思う本なのです。 なぜかと言うと、ストーリーもさることながら、この物語が世に出るまでの経緯が私の心をつかんで離さないからです。巻末の解説を書いている大学生が「自分が育った児童養護施設の実情を広く世間に伝えたい」と思い何か良い方法はないか考えました。その結果、流行作家である有川浩さんへ手紙を出すことを考えついたのです。そして1ヶ月後、出版社から「有川さんが是非書きたいと・・・」との電話が入ったのでした。 女の子からの手紙は物語の最終版で(本物と同一かは不明ですが)、主人公が好きな漫画ハヤブサタ…