イメージ優先のかなりあいまいな言葉であるが、一般的には、農薬、化学肥料、除草剤、ホルモン剤などを使わない農業を指す。 自然との調和を目指す農業、のはずが実際には嫌農薬になっていることが多い。
３０歳頃、有機農業の可能性に目覚めてさぁ、 最初は有機農業実践者と都市生活者と交流、提携が重要だって思い込んで、生産者と消費者一緒の流通グループを組織したりした。 でも、仲立ちするだけじゃつまんねえって、農業高校教員として働きながら有機農業に取り組んで来た。もう４０年以上になる。 後期高齢者になった今だって、老体を鍛えがてら除草機押しを続けている。 だから、参政党に集っているオーガニック志向の皆さんの気持ちはわかるんだよね。リベラル知識人なんかはバカにしてるけど、日本は農薬大国だってのは事実だし、添加物の認可基準もガバガバなんだ。台湾からは、日本の輸出農産物がちょくちょく、残留農薬検知で突っ返…
連日の暑さです。しかし、貴重な梅雨の晴れ間なので、畑仕事をかたづけなければなりません。 待ったなしは、ジャガイモ掘り。 ジャガイモは、いつもの中山道脇の畑ではなく、300m程離れたもう一か所の畑で作っています。 この場所は、周りを柿畑で囲まれている(いた)ので、農薬が心配で、葉物野菜は作れません。 もっとも、近年は後継者不足で、富有柿の木がどんどん伐り倒され、果樹の農薬が飛んでくる量はぐんと減りましたが。 そんな訳で、ここでは、主に、芋類を作っています。 これなら、地下に潜っているので、少々農薬が飛んできても大丈夫(^.^) この場所は、大きく３つにわかれています。 ここは、一番東の３列です。…
以前、夏野菜の生育状況についてブログで報告しました。 ２週間後の今日の畑です。 左から、茄子、キュウリ、オクラ、モロッコ・十六ササギ。 トマト、ローゼル、スイカ・ウリ類。 その横のトウガラシ、ピーマン類も順調です。 さらに、右は宿儺カボチャ。 この場所で、何年も、ピーマン類の青枯れ病と闘ってきました。カニ殻、放線菌堆肥、放線菌液散布、垂直栽培を組み合わせて、万全の体勢です(^.^) ところが！！ 大玉トマト、麗夏の中央の株が萎れている！！！！ これは青枯れ病でしょう。 ピーマン類は全滅に次ぐ全滅から、やっとここまで来ました。 それに対して、トマトはこれまで、一度も青枯れ病にやられたことはありま…
しばらくぶりの畑(中山道脇)のレポートです。 予定していたものは、ほとんど植え終えました。 ポツンポツンとあるのは、手前から、小玉スイカ、プリンスメロン、マクワウリです。 プリンスメロンの苗は、購入時からウドンコ病にかかっていました。 その後、どんどん酷くなってきたので、重曹オイル散布したら、ものの見事に消えました。 ローゼルはまだ赤ん坊。 これから、信じられない程大きくなります。 トマトは、大、中、小、１０本植えました。 例年の如く、半分を垂直栽培にしています。 全部やらないのは、紐で縛る手間が大変だから(^^; 大玉トマト４本、右２本が垂直栽培。芽かきを全く行わず、脇芽を含め、バンザイをし…
今日の畑の様子です。 まずは、桜の木の下のソラマメ。 もう２０年以上、この場所でソラマメを作り続けています。 そう、私は「連作マニア」なのです(実のところは、作付け順を考えるのが面倒くさいだけですが(^^;) 今年も、一寸ソラマメの実付きは良いようです。 莢は、日に日に大きくなっています。 あと１週間ほどで、やわらかで風味豊かなソラマメが食べられそうです(^.^) その横は、サラダ菜類の定場所。 ３月末に、苗を入れました。サラダ菜類の周期は短いので、秋～翌春にかけて３回目の植え付けでした。ところが、その頃はムクドリの群れが猛威をふるっていて、植えた苗が少し大きくなった段階で、丸裸にされてしまい…
姫路市の農地保全活動とその意義 姫路市は、都市部と農村部が共存する多様な地域特性を持つ都市であり、農地保全活動が地域の持続可能な発展において重要な役割を果たしています。この記事では、姫路市の農地保全活動の背景、取り組みの詳細、そしてその意義について詳しく解説します。 農地保全活動の背景 姫路市では、人口の都市部集中や産業構造の変化に伴い、農地の減少や放棄地化が課題となっています。特に、市街地に隣接する農地では、宅地化や工業用地への転用が進み、農業の持続性が脅かされる状況が続いています。一方で、これらの農地は食料供給や景観保全だけでなく、地域住民の生活に欠かせない役割を果たしています。こうした状…
姫路市宮内地区は、地域農業の拠点として重要な役割を果たしています。この地区では、多様な農業活動が展開され、地域の経済や文化に深く根ざした形で農業が行われています。本記事では、宮内地区の農業の現状や課題、そして将来への展望について詳しく掘り下げます。 地域の概要 宮内地区は、市街地に隣接していることから、都市近郊農業が盛んな地域として知られています。地域内には平坦な農地が広がり、耕作条件が比較的良好であるため、水稲をはじめとする多様な作物が栽培されています。特に水稲、レンコン、ネギ、トマト（施設栽培）などが主な作物として挙げられ、これらの農産物は地元のみならず広域にわたって出荷されています。 現…
本日、12月8日は何の日かをまとめてみました。 御事納め（12月8日 年中行事） 12月8日は「御事納め」という行事が行われ、年末に向けた神事が執り行われます。この日は、神社で収穫の感謝を捧げ、来年の無事を祈願する意味合いがあります。 針供養（2月8日・12月8日 年中行事） 針供養は、使い古した針を供養する伝統的な行事です。女性たちは、針の安全を祈り、感謝の気持ちを込めて行います。 日刊新聞創刊日（12月8日 記念日） この日は、日本で最初の日刊新聞が発行された日を記念しています。新聞業界の発展を祝い、情報の重要性を再確認する日です。 ジュニアシェフの日（12月8日 記念日） ジュニアシェフ…
早朝、六時前から既に草刈り機のうなり音が聞こえてくる。この時期、農山村では夏場の雑草との格闘は終わりが見えない。因みに草刈りは欧米にはあまり見ない光景である。そもそも日本のように雑草が勢力を張る事はない。日本の植生は多彩で土壌は実に豊かなのである。雑草魂などという言葉は日本ならではのものなのである。 もう何回野良に出て草刈りをやっただろう。見回りに来た母が「刈った雑草を片付けろ。」と言う。「このまま放置するのが土壌の為じゃ。」と取り合わない。そもそもこの畑にミミズがいないのがおかしい。土の色も本来の土壌の色ではない。いい土壌とは個相と気相と液相の割合が4:3:3といわれるが、まるでほぼ固相では…
ぱくたそ 「小さくて強い農業を作る」（久松達央）を読みました。著者は、一流企業勤めを辞め、素人のまま農業の世界に飛び込み、試行錯誤しながら久松農園を立ち上げ、今では農業経営のカリスマと呼ばれている久松達央さん。この本では、21世紀型農家について記されています。 この本を読んで私は以下のことを感じました。 日本の農業・農家に対する見方が変わる ビジネスにおける成功のヒント 成功とは個々人の定義である 著者について この本の内容は、著者の特異な略歴と深く関わっています。 著者の久松達央さんは、幼少より理屈っぽい人間で、高校時代は理系でしたが、文系の慶応大学経済学部を卒業し、帝人株式会社で海外営業と…
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