未来惑星ザルドス

(映画)
みらいわくせいざるどす

Zardoz
1974年|イギリス|カラー|106分|画面比:2.35:1

スタッフ

解説

舞台は2293年の地球。ブルータルスと呼ばれる野蛮人グループが、音も無く空を飛ぶ巨神像ザルドスから武器の供給を受け、荒廃した大地で殺戮の限りを尽くしていた。ブルータルスのリーダーであるゼッド(ショーン・コネリー)は、ザルドス像に疑問を抱き、隠れ乗り込む。彼が目撃したのは、ボルテックスと呼ばれる理想郷にて無気力に生きる、不老不死で超能力を操るエターナルスであった。囚われの身となったゼッドは、ある日書庫で1冊の本と出会う。それは『オズの魔法使い』という名前の本だった。
1970年代を代表するSF映画の1本は、難解で前衛的な作品でもある。100万ドルという低予算だった為に、高度な特撮や豪華なセットや衣装が使えなかった為に、チープな感じがするのはやむを得ない。しかし哲学的なテーマ、すなわち「人は何故、生きるのか」という問いを観客に投げかけ、「人は誰でも死ぬ」という厳しい答えを突きつけるところが、ジョン・ブアマンらしい心意気だろう。
ベートーヴェンの『交響曲第7番』も効果的に使われている。

トリヴィア

  • アーサー王伝説に取り付かれたブアマンは、己の作品に聖剣エクスカリバーをイメージした映像を、自作に盛り込む。本作品は、ザルドス像の中で拳銃を持った手を突き出すゼッドの映像がそう。ブアマンは後に『エクスカリバー』を監督し、長年の夢を果たす。
  • 撮影監督のジェフリー・アンスワースを推薦したのは、スタンリー・キューブリックだった。

未来惑星ザルドス [DVD]

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