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札幌市南区

(地理)
さっぽろしみなみく

札幌市南区は、北海道札幌市の行政区の一つ。
札幌市の南西部に位置している。
1972年4月1日、札幌市の政令指定都市移行とともに設置された。
面積は657.48km²、人口は140,603人*1

地勢

小樽市・千歳市・恵庭市・京極町・喜茂別町・大滝村・赤井川村の3市2町2村と中央区・豊平区・清田区・西区・手稲区の市内5区に接している。
南北に37.6km、東西に33.2kmの広がりを持ち、全市域の約60%を占めている*2
区域の大部分が支笏洞爺国立公園内にあり、札幌岳や余市岳など標高1,000mを越える高峰17座がそびえ立つなど、緑豊かな自然と住宅街とが調和した街として発展している。
札幌のシンボルの一つといえる藻岩山や市民の水がめである豊平峡ダム、定山渓ダムがあるほか、恵まれた自然を生かした大規模な滝野すずらん丘陵公園や石山緑地、札幌国際スキー場、ハイキングコースなど多くの憩いの場が整備されている。

産業

産業は、市唯一の鉱業として良質な鉱脈を有する豊羽鉱山があり、亜鉛や金、銀などのほか、世界でも希少なインジウムを産出。
農業では市内10区中3位の耕地面積を有し、果樹栽培も盛んで、観光果樹園は市民の人気を集めている。
さらに、健康保養地である定山渓温泉は、夏の涼味、秋の紅葉も人気があり、訪れる観光客は年間240万人にも及んでいる。
このほかPMF*3が開催される札幌芸術の森や市立高等専門学校、アートヴィレッジがあり、新しい北方文化の発信地として期待も大きい。
そして、1990年から行っているふれあい街づくり事業では、「豊かな自然と共存した暮らしやすいまち」を目標に、区民の積極的な参加と協力を得ながら南区の特性を生かした街づくりを展開している。

シンボルマーク(右上)

緑と小鳥に恵まれた南区を象徴し、カタカナで「ミナミ」と読むことができる。

*1:2016年8月1日現在

*2:政令指定都市の行政区としても静岡市葵区、浜松市天竜区に次いで3番目の大きさを有する

*3:パシフィック・ミュージック・フェスティバル

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