1 感想 東京在住時代の相馬御風作詞の曲といえば、早稲田大学の校歌、そして「カチューシャの唄」です。 カチューシャの唄は日本の歌謡曲でレコード販売を伴う画期的なヒット曲。 歌手は女優「松井須磨子」、作曲は「中山晋平」、一番の作詞が師匠の島村抱月、二番以降の作詞が弟子の相馬御風。 解説したいことがたくさんあり、長くなるので少しだけ触れさせていただきますが、松井須磨子と島村抱月のドロドロ感、島村抱月先生の家に下宿した中山晋平、そして島村抱月先生の弟子である相馬御風という、何とも言えないメンバー構成によって当時の世間を賑わしたメガヒット曲が「カチューシャの唄」になります。 両方のヒット曲に御風さんが…