DX記事に書かれない真実 — 個人開発の業務改革は、地味に進む 「FAXを止めた日」を書こうとして、やめた 最初、この記事は「FAXを止めた日」というタイトルで書こうとしていた。 未経験から独学2ヶ月でWebアプリを作って、運用していた中小運送会社のFAX文化を一夜で吹き飛ばした、ドラマチックな1日の記録。書き出しはこんな感じだった ——「朝、出社して、自分の作ったアプリを立ち上げた。今日からFAXは要らない。そう告げた瞬間、40年続いた紙の流れが止まった」。 書きながら、手が止まった。 嘘だな、と思った。 実際にあったのは、そんな派手な瞬間じゃない。気づいたら、机の上のFAX束が薄くなってい…