時代物ではあるけれど、誰でも楽しめるおおらかな演目です。 四世左團次追善狂言として 簡単なあらすじ みどころ 概況 四世左團次追善狂言として 昨年亡くなった四世市川左團次一年祭追善狂言として行われます。『毛抜』は、四世市川左團次が襲名時に演じたもので、今回は左團次の息子である男女蔵が演じます。 男女蔵の粂寺弾正。今回のビジュアル 四世左團次が襲名したのは1979年2月。その時の夜の部の演目は『毛抜』、襲名の口上、『次郎吉懺悔』、『棒しばり』でした。この夜の部を私は観ているのですが、「『毛抜』っておもしろ~い!」とそのおおらかさがとても印象に残っています。『次郎吉懺悔』や『棒しばり』だって十分面…