私の祖父、鈴木良三は、油絵の画家でした。明治31年生まれ。戦中は従軍画家として、戦地へ行きました。が、前線の戦闘場面ではなく、後方の模様を描いた、野戦病院の作品が、国立近代美術館に展示されたりしてますが、終戦後は、主に海景を描く事をライフワークとしていました。 遺作の一部はまだ、私の家に眠ってまして、時々眺めたりしてますが、100号とかの大作もあって、そういうのは、しまいっぱなしになっています。 その中に、ちょっと大きめな、F50号の気仙沼港というタイトルがついた、美しい作品があり、もし飾ってくれるところがあったら寄贈したいと、震災以降、常々思ってて、楽器forKidsで、ご当地とご縁のある、…