一部地域では梅雨入りしていますね。新潟県はまだまだのようですが、沖縄県では梅雨明けしたようで、小さい日本も意外に大きく感じます。 気候変動の影響なのでしょうか、近年は局地的な水害が発生し、線状降水帯という用語も一般に定着したようです。私が子どもの頃には、夕立ちをひと夏に何回も経験したものですが、近年は夕立ちらしい夕立ちはほとんどありません。 さて、話題を身体に向けます。「身体の水害」と言えば通常は、浮腫みや腎臓病、高齢者の心不全、などを思い浮かべることでしょう。 ところが、漢方医学の眼で見ると、多くの病気や症状が水分代謝の影響を受けていることがわかります。そして、実際に水分代謝を改善する漢方薬…