『源氏物語』49帖 宿木(やどりぎ)薫、浮舟の存在を知る薫25歳春-26歳夏 薫君の中,大納言時代 [匂宮、六君と結婚]8月、匂宮は夕霧の娘の六君と結婚し、左大臣邸に泊まることが多くなった。 巻名は、薫と弁の尼が詠み交わした和歌に因む「やどりきと思ひ出でずは 木のもとの旅寝もいかにさびしからまし」「荒れ果つる朽木のもとをやどりきと思ひおきけるほどのかなしさ」 ※写真は、「木に寄生したヤドリギ」/無料(フリー)写真素材を使用 [薫、浮舟のことを聞く]ある時、薫は宇治の中君から宇治の大君に生きうつしという異母妹・浮舟のことを聞いた。浮舟は亡くなった宇治八の宮が侍女の中将君に生ませた子であった。その…