www.nhk.or.jp 今日もテレビ録画の見直しをしていた。 阪神淡路大震災は,震災直後のみならず,時間が経ってから亡くなっていた人も多数いる。死因の分析が生死の境目を教えてくれた。 1つ目が建物の倒壊による死亡。 即死を示す圧死が全体の8パーセントであるのに対して,60%以上が窒息死だった。腹から胸の一部が圧迫されただけでも,人間は呼吸が苦しくなり,窒息死に至るらしい。 建物の耐震化が被害を減らすことが改めて確認された。 2つ目は火災による死亡。 実は地震直後に発生した火災と地震から時間が経ってから起きた火災の件数は,ほぼ同数である。この原因が通電火災といわれるものだ。 通電火災は,停電…