朗読 芥川龍之介『袈裟と盛遠』 - YouTube www.youtube.com 元ネタが「源平盛衰記」だとのことだが、数十年前に聞けば、幼稚な男社会が手前勝手に女を神聖化した、恥ずかしい妄想としか感じなかったろう。芥川は強引な近代的解釈で不自然さを緩和してるが及ばない。 しかし「こんな変な貞女いるわけない」が、もはや言わずもがなの、今この時代に聞くと、一周回って、かえって独創的で奇妙なファンタジーに変わってると気づき驚かされる。 菊池寛も同じネタで小説を書き「地獄門」の題で映画化されてる。この映画も今見ると、最初から最後まで違和感だらけの奇妙な怪作と感じられる。 むしろこっちを先に一見され…