司馬遼太郎著 長編小説
出版社/著者からの内容紹介 幕末の日本で、敵からも味方からも最も恐れられたのがこの男。 幕末の動乱期を、新選組副長として剣に生き、剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑なな生涯。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、自身も思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。人気抜群、司馬遼太郎の“幕末もの”の頂点をなす長編。
幕末の日本で、敵からも味方からも最も恐れられたのがこの男。 幕末の動乱期を、新選組副長として剣に生き、剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑なな生涯。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、自身も思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。人気抜群、司馬遼太郎の“幕末もの”の頂点をなす長編。
司馬遼太郎の歴史小説は割と好きで、一部ですが読んだことがあります。 その中でもやっぱり『燃えよ剣』——新撰組は歴史的にもロマンがありますよね〜! ちなみに新撰組は元々逆賊として扱われがちだったようですが、この『燃えよ剣』原作小説を含むいくつかの作品の力によって、今日に至るまでの人気が決定づけられたそう。 そんな新撰組の鬼の副長、土方歳三。 歴史上の偉人として人気も高い彼を主役に置いた『燃えよ剣』は、実写映画としては1966年に公開されたものが最初にあり、そして2021年に岡田准一主演作が公開されました。 今回は2021年版をレビューしていきます! youtu.be filmarks.com
何を血迷ったか希望休をあんまり土曜日につぎ込んでおかなかった結果。 出勤予定の全土曜日、軒並み人手不足と言う有様で今から泣きそうです。 こりゃまた、1人で走り回らなきゃいけないパターンだな。泣く。 やっぱり土曜日は希望休入れておくべきだったんだよ!ちくしょう! 本題です。 新選組です。新選組。皆さん、好きでしょ?(謎の決めつけ) 本当は過去、私が触れてきた新選組を題材にした作品。それについて語っていこう。 そんな記事を書くつもりでしたってか実際に書いてました。 途中まで書いて『いかん。これはいかん』と自分でも思うほどのボリューム(文字数1万越え)になったので止めました。 止めた結果のこれです。…
今週のお題「好きな小説」 「燃えよ剣」(作:司馬遼太郎)は、何度も繰り返し読んだ強烈な小説です。 初めて読んだのは、大河ドラマで「新選組!」がやっていたころでしょうか。 土方歳三の人生を描いた小説で、敵を斬った瞬間出てくる一言がこれ。 「斬れる」 これには、初見ですさまじい格好良さを覚えました。 その後幕末や武道(剣術)を取り扱った雑誌を本屋で見かけるたびに、衝動的に買いまくってしまいました。 時代小説だと以前紹介した「剣客商売」(作:池波正太郎)も好きですが、「燃えよ剣」は武士として戦い続けることを望む土方歳三の姿が熱く、「剣客商売」とはまた違った魅力がありました。 幕末や新選組に興味がある…
お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。 好きな小説というか、読書好きのきっかけになったのが、「燃えよ剣」です。 30歳になる頃まで、読書をする習慣は全くなく、漫画ですら読むのが面倒だと思っていました。 それまで、映画が好きでレンタルビデオも含めて、週に3本ぐらいは見ていました。 海外での生活が始まって、日本語を話す機会がほとんどなくなった環境で、知人に勧められて読んだ本が、「燃えよ剣」でした。 燃えよ剣(上)(下) 新撰組の鬼の副長と言われた土方歳三に憧れてしまいます。 面白すぎて、一気に読み切りました。 映像が思い浮かぶので、映画になったら良いと思っていました。 燃えよ剣 上 (新潮文…
広い高原です。 正面。 google map評価数は2,000超えておりました。 maps.app.goo.gl 砥峰(とのみね)高原にやってきました。 西日本有数の約90ヘクタールに及ぶススキの広がる高原であります。 ここに来るまでにウネウネ道を蛇足しながらはるばる超えてやってきました。 rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="0e62ed06.8f28f234.0e62ed07.b8f9b459";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="468x160";rakut…
燃えよ剣(下) (新潮文庫) 作者:遼太郎, 司馬 新潮社 Amazon 剣に生きる者は、ついには剣で死ぬ。 久々に上巻から再読。加筆修正。 「武士だ。」一対一の勝負を希望。 伊東甲子太郎の差し金。 伊東と離脱というより、薩摩と折り合いついて脱退する武田観柳斎。斎藤一が斬る。 たたみいわしをおみやげに。 こうもり傘の流行。 大将が悩んでる顔見せちゃだめ。 伊東暗殺。油小路事件。藤堂平助、絶命。 風林火山最強説。 「もってうまれた自分の性分で精一ぱいに生きるほか、人間、仕方がないのではないでしょうか。」どこか悲しそうな沖田総司。 「男の一生というものは、美しさをつくるためのものだ、自分の。」美学…
「愛する人が殺される事件を止められなかったことから闇に落ち、復讐のみに生きてきた元警官・兼高昭吾。その獰猛さから警察組織に目をつけられた兼高は、関東最大のヤクザ『東鞘会(とうしょうかい)』への潜入という危険なミッションを強要される。兼高の任務は、組織の若きトップ・十朱が持つ秘密ファイルを奪取すること。警察はデータ分析により、兼高との相性が98%という東鞘会のサイコパスなヤクザ・室岡秀喜に白羽の矢を立て、兼高と室岡が組織内でバディとなるよう仕向ける。かくしてコンビを組むことになった2人は、猛スピードで組織を上り詰めていく」映画.COM 可もなく不可もなくってとこでしょうか(笑)? 岡田准一ファン…
『しれば迷ひしなければ迷はぬ恋の道』 (知れば迷ひ 知らねば迷はぬ恋の道:司馬遼太郎書き換え) ご存じの方も多いと思われますが、これは幕末の頃、「かの」高名な豊玉先生がお詠みになった名句ですね。豊玉とは新選組副長、土方歳三の俳号。 しかし、司馬遼太郎をはじめとして皆でよってたかって豊玉先生の句を稚拙だとか、駄句呼ばわりしたり、挙句に(〃゚艸゚)プッ とか、馬鹿にしすぎで無礼にも程があります。土方さんにたたき斬られても文句言えません。 この句を含む豊玉発句集は、幕末の動乱のさなか冷徹非道な剣人にして、やがて崩壊する権力側の治安維持組織を率いる重責を担った土方が、一方でイケメンでありながら恋に悩…
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 今年の3冊目はもちろん燃えよ剣の下巻!!! ※近くで下巻売ってなくて図書館で探しました 感想。 すっごー!!!おもしろ!!!!!!なんだこれ!!!!! あっという間に読み終わった下巻。私が勝手に想像していた新選組とも違ったし、読みごたえありまくり!!!!!近藤勇と沖田総司が亡くなった理由やタイミングもびっくりしたし・・・ (五稜郭まで行っていると私は勝手に思っていました) すごいなー。後半にいくにつれて読むスピードがどんどん加速する感覚。 他の司馬遼太郎作品も読みたいです。 ただ…
(本記事はプロモーションを含んでいます)前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 今年は少しスローペースで始まった読書生活。今日は2冊目のご紹介です(^^) 燃えよ剣 司馬遼太郎 著書。 読み始めたきっかけは、昨年読んだマンガ「銀魂」です。新選組によく似た名前が出てきていましたが、本物の新選組自体をしっかりとは知らないので、気になって気になって・・・!ということで、銀魂は15巻くらいでやめて、こちらを読み始めたわけです(笑) これは、長旅な一冊でした。まだ上巻しか読んでいませんが、なかなかなボリューム。 下巻もまた1か月以上かかりそうな予感。(笑) そういえば、…