蓄財というのは、いわゆる富裕層に達するくらいまでが、いちばんたのしいのかもしれない。資産が増えすぎると、蓄財よりは、己を充実させることのほうへ、気持が移っていくようである。ぜんぜんちがうかもしれないが、ふとそうおもったのでメモ。 そうだとすると、いまぐらいが蓄財を目標に充実できるので、世話がなくていい気がしてきた。仮におかねがあまるほどあって、つきこめるものがなかったら、それはそれでつらそうである。おかねもちというのも案外たいへんなのかもしれない。 ・・・どうだろう、ひとまず寄付したり、基金を設立したりして、こまっているひとの役に立てるから、じぶんのおかねでいわゆる社会貢献ができるなら、それで…