本屋大賞受賞作、候補作と直木賞受賞作・候補作を中心に読んでいます。 2023年12月14日、第170回直木賞候補作5作が発表されました。 なれのはて(加藤シゲアキ) ともぐい(河﨑秋子) 襷がけの二人(嶋津輝) 八月の御所グラウンド(万城目学) ラウリ・クースクを探して(宮内悠介) まいまいつぶろ(村木嵐) 太字は読書済 第170回の直木賞受賞作は、河﨑秋子著『ともぐい』と、万城目学著『八月の御所グラウンド』の2作でした。 惜しくも直木賞を逃した『なれのはて』ですが、「著者渾身の」と付けたくなるような読み応えのある力作でした。 448ページ、分厚いけど謎解きが面白くてスイスイ読めました Ama…