和歌の一体で、最も普通の歌体。五七五七七の五句三一音を原則とする。起原はよくわからず、諸説あるが、万葉時代には既に確立し、長歌・旋頭歌(せどうか)などのすたれた平安時代以降は、和歌といえば短歌をさすに至った。みじかうた。みそひともじ。
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この先に何があっても悔やまないそう言い切れる心が欲しい 初句「この先に」 ランキング参加中はてな文芸部ランキング参加中短歌倶楽部
六月、草木の伸びは激しいけれど~千夜万葉。 2339日目。 めまいの治療法は確立していないようだ・・・。 耳の奥の ちいさな石の 不始末を 眩暈と呼んで 病める六月 いびつなり 歪形 2019
まだ読んでいない、読みたい本を載せる試みをするのもありかもしれないと思った。 あまりにも読みたい本が多すぎるし、 私はまだまだ知るべきことが多すぎるし。 でもお金持ちじゃないし。 せめて読みたいと思っていた痕跡を残そうと思った。 最近、短歌が気になる。 大学時代の友人が詠んでいるからというのも大きい。 その子が、「短歌は元々子育てや家事で忙しい人が、時間がない中でも何か残したくて詠んだものとか多いよ」というようなことを教えてくれたのも大きい。 心のシャッターを切るように、 でもフィルムを買うお金はないから言葉で残そうみたいなのが今の自分にグッとくるのかもしれない。 「現代短歌パスポート1 シュ…
鮮明な夜空煌めく星々の囁く声が風に揺らめく 初句「鮮明な」 ランキング参加中はてな文芸部ランキング参加中短歌倶楽部
朝から強い日差し、でもさわやか~千夜万葉。 2338日目。 その東京新聞もだいぶ前に止めてしまったのだけれど・・・。 神奈川を 朝日毎日 日経と きたりていまは 東京に落ち着く パノラマ 展示風景 2019
お題一覧 雨・雨・雨・雨・雨・雨・雨 本日のテーマは、 降り止まない雨ですね。 一日出詠者数 429 人 選択したお題 雨 出詠者数 62 人 選歌者数 56 人 首席歌 おもち様 たぶん良い雰囲気なのに傘があることを素直に話してしまう ハート数 7 (12.5%) 音符数 16 (28.6%) コメント 外は雨。傘を忘れたとつぶやく君に子供の僕は。 投稿歌 恋人と呼べない君が帰るねと笑った刹那優しい雨が ハート数 0 (0.0%) 音符数 6 (10.7%) 振り返り 4音、響きました。さと桜様、忠様、いいやまつかさ様、ひびの様、なんじゃもんじゃ様、桃園ユキチ様、ありがとうございました。 雨…
思い出は以前の部屋に置いてきたここにあるのは空っぽの僕 ランキング参加中はてな文芸部ランキング参加中短歌倶楽部
台風一過 盛大な雨漏りとそのあと片付けを終えて~千夜万葉。 2337日目。 六月、お弔いの月でもある・・・。 ささやきは 木箱のなかの ねむりにも 届きいるらし 六月の雨 パノラマ 展示風景 2019
お題一覧 カチューシャ・外・ながら・カチューシャ・可愛・別・辛・せめて 本日のテーマは、 Everyday、カチューシャ:AKB48&カチューシャの唄:美空ひばりですね。 一日出詠者数 352 人 選択したお題 ながら 出詠者数 42 人 選歌者数 41 人 首席歌 とますあきなす様 立ち漕ぎのふたつの陰の揺れながらラムネの壜のかしやんと鳴けり ハート数 5 (12.2%) 音符数 14 (34.1%) コメント ラムネの壜が鳴くんだよなあ。かしやんと。 投稿歌 ロボ猫とメガネ少年さながらに二人暮らした初夏が来る ハート数 0 (0.0%) 音符数 4 (9.8%) 振り返り 4音、響きました…
青空に溶けていくよなシャツを着てはしゃぐあなたに初夏の木漏れ日 ランキング参加中はてな文芸部ランキング参加中短歌倶楽部
■福井県坂井市 三国神社裏桜谷公園万葉歌碑(巻七 一三六七)■ 福井県坂井市 三国神社裏桜谷公園万葉歌碑(作者未詳) 20211112撮影 ●歌をみていこう。 題詞は、「寄獣」<獣に寄す>である。 ◆三國山 木末尓住歴 武佐左妣乃 此待鳥如 吾俟将痩 (作者未詳 巻七 一三六七) ≪書き下し≫三国山(みくにやま)木末(こぬれ)に棲まふむささびの鳥待つごとく我(あ)れ待ち痩(や)せむ (訳)三国山の梢(こずえ)に棲(す)んでいるむささびが鳥を待つように、私はあの人を待ってやつれてしまうことであろう。(「万葉集 二」 伊藤 博 著 角川ソフィア文庫より) (注)三国山:所在未詳。(伊藤脚注) (注…
先週は、 かたい緑色をしていたブルーベリー。 nonorikka.hatenablog.com 今週になったら しっかり濃く青くなっていました。 わーーい*\(^o^)/* 収穫! 収穫! ちなみに、 昨年までの ブルーベリー初収穫の軌跡←大げさ〜笑 を 振り返ると・・・ 今年は、 やっぱ ちょっと早いです。 過去記事貼りましたが、 下の【↑】で ざっくり顛末だけご覧になればOKです(_ _) nonorikka.hatenablog.com ↑ 6月中旬。無策でもまあまあ採れた2019年。 nonorikka.hatenablog.com ↑ 6月下旬。慢心してて鳥ちゃんに横取りされた202…
6月5日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ハマナスは未来へ咲いて果てもなし 雅舟 【花】ハマナス(バラ科) 【花言葉】照り映える容色 【短歌】おのずから花の道あり ハマナスの原生花園ひとり歩みき 鳥海昭子 北海道・釧路の原生花園を訪れたのは、人生の岐路に立って いたころ。ハマナスを求めて歩く人々が踏みしめた道をひと り歩きながら、自分の将来を考えたことを思い出します。【季語】ハマナス(浜茄子)【俳句】浜茄子や今も沖には未来あり 中村草田男 浜茄子は人待つ花よ風岬 渡辺 恭子 浜茄子の砂丘の果を作る海 稲畑 汀子 【三行詩】ハマナスの漢字が出てこない 攻塊が王扁でなけ…
ふと、気がついた。 最近、本を手にしていない… (これは、いかん!) 本棚へ向かった。 何年かに一度、本棚の整理をする。 ここに並んでいるのは捨てられなかった本たちだ。 もう読まないだろうと思った本は容赦なく処分する。 ずいぶん経って (あー…手放さなきゃよかった…) と後悔したことは数しれない。 (しかたがない…) (そのときはそうしたかったんだから…) 順番にながめるわたしの目が止まった。 「ほら!ほら!こっちだよ」 と言われた気がして… ”チョコレート革命”《俵万智》 …二十五年前の本だ。 大切に思っていたのが分かる装丁の美しさ。 手に取るとアッという間に時がさかのぼり、四十代のわたし。…
しょうもないことをツラツラ書きました。でも読んでほしいです。 ♪ いまこの文章を書いているが、誰も読む人がいなくて終わったら、この文章がこのブログに残ることにはなんの意味もなくなり、僕の足跡が一つの風紋になってしまうということに、一番の恐怖を覚えてしまう。 ♪ 自分の作ったものを、それを欲している他人に、あるいは結果的にそれを必要としていた他人に、その他人が生きてるうちに、届ける必要がある。そうやって届けようとする意志とか、自分なら届けることができるという自信みたいなものが根拠なく溢れる。自分にとって自分の死には意味がないことを引き受けつつあるともいえる。他人の死は、刻々と迫って来ている。 ♪…
『〈殺し〉の短歌史』現代短歌研究会編(水声社2010)より抜粋 * * * * * * * 斉藤斎藤「今だから、宅間守」 宗教も文学も特に拾わない匙を医学が投げる夕暮れ 仏にしてから殺したかったが殺してからでも遅くはないから仏にしたい バス停にベンチがあって座ってる 事なかれ事なかれ 人をころす自由はあると思いたい ことばの上でかまわないから 殺される自由はあると思いたい こころのようにほたる降る夜 いつまでも日なたがつづくむき出しの坂道くだるむこうから人 ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ 物騒なタイトル…
わかりたい他人とわかりたくない他人があるもので 帰宅 午後から深夜にかけてのしごと やれやれ わかりたい他人というのは要は好きな人好意がある人 なかよくしたい人 みたいな でもしばらくそういうのしてないからわすれちゃったな^^ それ以外の他人はぜんぶわかりたくもない他人なのだが しかしそれはそれとして書くために仮にでも他人全般について 考えているわけである そうするととつぜん愚痴をこぼすやつとか現れるわけで オレが学んだ過去の経験としては愚痴があらわれた )(うさぎがあらわれた!切り株で転んでた!) ときには どうしたらいいかというと何しろ何も言わないことである アドバイスなどもってのほか 相…
訓読 >>> 5霞(かすみ)立つ 長き春日(はるひ)の 暮れにける わづきも知らず むら肝(ぎも)の 心を痛み ぬえこ鳥 うら泣き居(を)れば 玉たすき 懸(か)けのよろしく 遠つ神 我が大君(おほきみ)の 行幸(いでまし)の 山越す風の ひとり居(を)る 我が衣手(ころもで)に 朝夕(あさよひ)に 返らひぬれば 大夫(ますらを)と 思へる我れも 草枕 旅にしあれば 思ひ遣(や)る たづきを知らに 網(あみ)の浦の 海人娘子(あまをとめ)らが 焼く塩の 思ひぞ焼くる 我が下心(したごころ) 6山越(やまごし)の風を時(とき)じみ寝(ぬ)る夜(よ)落ちず家なる妹(いも)をかけて偲(しの)びつ 要…
年齢とともに失われる感性がある。 昔、理解できたものがわからなくなる。 しかし嘆くことはない。 会う可能性のなかったものに、今は会える時代なのだ という話。(写真:フォトAC) 【新しいものが楽しめなくなる】 先日、ツイッターでこんなつぶやきを見ました。「自分はアニメオタクを標榜し、誰よりもアニメを愛しているつもりでいたが、ふと気づいたら古いアニメこそ好きで詳しいのに、最近のアニメはまったく見ていない、魅かれない。もうアニメオタクなどと言う資格もないかも」 そんな内容の話でした。たくさん寄せられたコメントも大枠で「あるある」ばかり。みんな似たところがあるのですね。 かく言う私も、昔はあれほど読…
台風と梅雨前線による大雨が去った日曜日. 台風一過の晴れ,とはなりませんでしたが,浄妙寺まで散歩に出かけました.途中の草木を眺めながら. 旧川喜多邸の静かなたたずまいは,いつもてもほっとできる空間です. 鶴岡八幡宮の空には,いつも鳶が舞っている気がします. 浄妙寺の境内は,日曜日でも混み合うことのなくて,ゆったりできます. 緑と花々を楽しむことのできるお寺でもあります.4月にはボタンや白藤. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2022/07/11/234912 今の時期もヤマアジサイ等を楽しめるはず. よく見ると,小さな花々も. 雑草扱い…
三位 国民の為にもならぬヤツバラも上になるほど身分安泰 二位 後ろ盾無ければすぐに捕まると天下御免の国家権力 一位 彼よりも先に捕まるべき者がデカい顔する令和の日本 上級国民の不都合な事実を垂れ流すようでは、真っ先に捕まるのも当然と言えば当然。ゴーン氏のように海外にいれば捕まらないままだが。ガー氏も強力な後ろ盾でもあればまた違っただろう。先に捕まえなければならないのは他にいくらでも掃いて捨てるほどいる。マスコミの誘導で善人も悪人もクスリも毒もひっくり返ってしまう。それを真に受ける方もなかなかたいしたものである。そんな体たらくが大きな災いを招く。いよいよ本格化していくだろう。お気の毒である。どう…
こんにちは、手っ取り早く言うと、腐れ女子です(身も蓋もない…ま、既に『女子』な年齢でもないのですが)。 さてある日のこと、読んでいた漫画(「月に吠えらんねぇ」清家雪子さん)で新たな出会いがありました。 「釈迢空・折口信夫」 そういえば、その名を初めて聞いたのは、高校の古典の最初の授業でのこと。先生がオリエンテーション的な雑談で「釋迢空もこの学校で教えていました。少しだけだったようですが」と。その後、現国の教科書に短歌(『葛の花』だったか…?)が掲載されており、「たぶん名前からしてお坊さんなんやろな…句読点とかスペースとか空けるって、自由に読んだらええんちゃうのん?」と深く印象に残っておりました…
🐏村上春樹試論🐏 Ⅵ 「軟着陸」を排して「難着陸」を試みる 村上春樹『一人称単数』 ■村上春樹『一人称単数』2020年7月20日・文藝春秋。 ■1,500円(税抜き)。 ■連作短篇小説集。 ■235ページ。 ■装画 豊田徹也・装丁 大久保明子。 ■収録作品 書き下ろしである表題作「一人称単数」を除いてすべて『文學界』(文藝春秋)に発表。 ・「石のまくらに」(2018年7月) ・「クリーム」(2018年7月) ・「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」(2018年7月) ・「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」(2019年8月) ・「ヤクルト・スワローズ詩集」(201…
池松舞さん(『野球短歌』)が小説の実作について抱いている質問に保坂さんが答える形で、主に話されたことは: ・『文体』とは ・小説はいかに書くべきか 下僕:らんららー、らんらんらー、らんらんらんらりらー まめ閣下:ずいぶんご機嫌ではないか、下僕よ。 下僕:あ、閣下~、誇り高き文学にゃん! まめ閣下:にゃんだ、まだ酔っ払っておるのか。昨夜もたいそう遅く帰ってきたようであったが。 下僕:えっ、酔っちゃあいませんよ。まあ、余韻に酔っているといえばそうかもしれませんけどね。昨夜はほんとになんだか刺激的な夜だったんですよー。ほら、閣下もよくご存じの保坂和志さんのね講座に、パンデミック以降初めてリアルで参加…