静岡県磐田市は、静岡県西部に位置する都市。
2005年4月1日、旧磐田市、旧豊田町、旧竜洋町、旧福田町、旧豊岡村の5市町村での合併が実施され新「磐田市」が誕生した。
日本で最も多くの種類のトンボが生育することで知られる桶ヶ谷沼など豊かな自然環境に恵まれ、県内屈指の農業産出額を誇る。地場産業である繊維産業や、金属、自動車、楽器などの製造品出荷額なども県下トップクラスである。
また、サッカーJリーグのジュビロ磐田と、ジャパンラグビートップリーグのヤマハ発動機ジュビロのホームタウンとして「スポーツのまちづくり」を推進している。2002年のFIFAワールドカップ日韓大会では日本代表チームのベースキャンプ地にも選ばれた。
奈良時代には遠江国分寺と遠江国府が置かれ、江戸時代には東海道五十三次の見付宿として繁栄するなど、東西交通の要所として発展した。国分寺跡や古墳群、旧見付学校附磐田文庫などの国指定文化財が存在する。