3月期決算企業約2,300社を対象に集計したところ、今期配当を前期より増やす企業は、全体の39%にあたる約900社でした。 配当総額は、6%増の約14兆6,000億円で、過去最高となる見通しです。 純利益は、2%増の予想なので、配当の伸びの方が大きくなります。 配当性向は、34.8%と、前期から1ポイント強上がります。 業種別では、配当を増やす社数の比率が高いのは、商社や不動産、海運などです。 今期最高益更新を見込む三菱商事は、2023年3月期末配当を78円から103円に上方修正しました。 年間配当は、前期より30円多い180円になります。 商船三井の純利益は、前期比13%増の8,000億円の…