A. 学校では、教科書という正答の載っているものがあり、それを覚え、答えられるようにするわけです。特に、日本の教育は、そういう点で、知識偏重型、記憶教育であったといえます。 しかし、芸事の世界では、これまであることは、参考に過ぎません。 新しくつくっていく、しかもそれは、あなたがつくっていくということです。 その答えは、あなたの中にあり、それは今後、出てくるものですから、まだ答えはありません。
翻訳、啓発が中心の、二流国においては、紹介というのは、プロデュースと同じく、知らないものを知らしめることに追われがちです。だからこそ、誰もが知っているものについて、より深く、表現していかなければいけないと思うのです。 浅草オペラは、日本人の娯楽として西洋音楽の輸入のきっかけとなりました。そして、オペラやクラシックは、教養になったわけです。ピアノ教室がどんどんとできたのです。