今日は、「介護者の目を通すと世の中はどのように見えるのか」をお話したいと思います。 介護の仕事に就いてから、私は様々な人々と出会い、様々な経験をしてきました。 その中で、介護者の目を通して世の中を見ることで、今までとは全く異なる視点を得ることができたと感じています。 1.誰もがいつかは「老いる」 介護の仕事を通して、誰もがいつか必ず老いるということを強く意識するようになりました。 そして、老いは決して他人事ではなく、自分自身にもいずれ訪れるものであることを実感します。 介護者として、入居者様一人ひとりの人生に寄り添う中で、老後の生活がどのようなものなのかを具体的に想像することができます。 また…