たぶん2014年ころのブログです * 大平健さんの『純愛時代』(2000・岩波新書)を再読しました。 『豊かさの精神病理』(1990)、『やさしさの精神病理』(1995)に続く、大平さんによる岩波新書の精神医学三部作の一冊。 大平さんはあの有名な土居健郎さんのお弟子さんの精神科医ですが、その面接風景は確かです。 本書は岩波新書らしからぬ(?)、くだけておしゃれな(?)題名ですが、内容はしっかりしていて、読みごたえがあります。 どの章も、大平さんの、おそらくはふだんどおりの、ていねいな精神科臨床の面接風景を描写されているのだろうと思います。 今回、じーじが特に印象に残ったのが、第3章の「マーガレ…