脳を研究する学問。
工学的・生化学的な脳機能解析や数理科学的なモデリング・人工知能への応用など理科系よりな物から、認知心理学や社会科学・果ては哲学など文科系よりな物まで、アプローチは多岐に渡る。 ちなみに、アメリカが1990年に「decade of the brain(脳の10年間)」なる方針を打ち出したのに対し、日本では21世紀を「脳の世紀」と位置づけている (http://www.braincentury.org/)。
おはようございます。『月一ゴルファーの秘密特訓』へようこそ。私は普段、建設業の現場で働く傍ら、月に一度のラウンドを楽しみに、日々こつこつと練習しているアマチュアゴルファーです。ゴルフ歴は長いものの、最近ようやく「スコア90切り」を本気で目指すようになりました。このブログでは、そんな僕の試行錯誤の記録を、ちょっとした気づきや考察とともにお届けしています。 「今日は練習行きたくない…」から始まる“本当の成長” 正直に言うと、僕にも練習に行きたくない日がたくさんあります。特に仕事が忙しかった日、天気が微妙な日、ラウンドがしばらく先の日。「今日はまあいいか」って思うこと、ありませんか? でもある時、「…
こんにちは、はちみつです。 図書館で教育に関する本を 数冊借りました。 その中で、驚きの研究内容が 書かれた本がありました。 『最新脳科学でわかった!頭のよい子に育てるために3歳から15歳のあいだに今すぐ絶対やるべきこと』 脳科学の先生が 書かれた本です。 この本に、 こう書かれていました。 子どもがスマホを使うと、学校で勉強したことが頭の中から消えてしまうのです。 恐ろしい言葉ではありませんか? こちらの本には どのように調査し、 この結論に至ったかも 書かれているので、 科学的に証明されていることが よくわかります。 子どもたちが たとえ頑張って勉強していても、 インターネットや メッセー…
こんにちは!「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。 犬の散歩中にラジオで耳にした「行動経済学と子育て」シリーズから始まり、中室牧子先生の本をきっかけに掘り下げた「教育経済学と子育て」。どちらもたくさんのパパママに読んでいただき、本当にありがとうございます! これまでの記事はこちらから↓ 行動経済学と子育て 行動経済学を子育て・学習に当てはめてみる 習慣化に効く行動経済学:めんどくさいを「あたりまえ」に変えるワザ 「選択」と「モチベーション」を操る行動経済学:子どものやる気を引き出すヒント 教育経済学と子育て エビデンスで子育てを考える——教育経済学が教えてくれたこと 【教育特…
脳の働きと認知的斉合性 脳が「矛盾」にどう対処するか 第1章:はじめに 第2章:認知的斉合性とは何か 第3章:脳の働きと認知的斉合性 第4章:意見が変わらない日常的な例 第5章:先行研究の紹介 第6章:認知的斉合性とバイアスの関係 第7章:脳が「矛盾」にどう対処するか 第8章:意見が変わるとき、変わらないとき 第9章:変化への開かれた心を持つには 第10章:まとめ 第1章:はじめに 「どうしてあの人は意見を変えないんだろう?」 そんなふうに思ったことはないでしょうか。 議論をしていても、どんなに合理的な根拠を出しても、相手が全く考えを変えようとしない。 ときにはそれがフラストレーションにつなが…
耳から聞こえた音がどのように認識されるのでしょう。耳で聞いた音は、まず電気信号に変わって脳に送られ、側頭葉にある一次聴覚野で初めて「これは音だ」と認識されます。 この一次聴覚野は、音の高さ(周波数)や大きさ、リズムといった基本的な情報を打ち込む鍵盤のようなものです。たとえば、音の高低を感じられるのは、一次聴覚野がそれぞれの周波数ごとに決まった場所(音の高さによって異なる位置)で反応するからです。 しかし一次聴覚野だけでは、「その音が何なのか」までは分かりません。たとえば、遠くで聞こえた音が「救急車のサイレン」だと分かるのは、一次聴覚野で音の情報を整理し、その後、ほかの脳の部分(聴覚連合野など)…
なぜ「他人の成功」は私たちをざわつかせるのか? 日常でできる「他人の成功」とうまくつき合う方法 第1章:なぜ「他人の成功」は私たちをざわつかせるのか? 第2章:脳は「他人」と自分を自動で比べている 第3章:「成功」を見ると脳は報酬を再計算する 第4章:「いいな」「悔しい」のあいだにあるもの 第5章:「身近な人ほど成功がつらい」脳の理由 第6章:「努力 vs 運」感覚が不快感を生むメカニズム 第7章:「あの人は特別だから」 防衛的帰属の心理 第8章:成功に動揺しなくなるための神経心理学的アプローチ 第9章:日常でできる「他人の成功」とうまくつき合う方法 第1章:なぜ「他人の成功」は 私たちをざわ…
「あれ?できちゃった!」 朝起きたら、昨日何度練習してもできなかった補助輪なしで自転車の運転が、スルッとできた。 お子さんのこんな瞬間、経験ありませんか? 長女が公園で初めて自転車に乗れるようになったときの感動をいまでも覚えています. 実はこれ、寝ている間に脳が精巧な「配線工事」をしていた証拠なんです。今回は、この魔法のような現象の裏側で、脳がどんな素晴らしい仕事をしているのか、研究論文を交えてお伝えします。 寝ている間の脳内工事現場 子どもが眠りについた後、脳は休んでいるように見えて、実は大忙し。昼間に練習したことを整理し、必要な神経回路を強化する作業を行っています。 2017年のNatur…
比較すべき相手は「理想の未来の自分」 未来の自分を先にイメージする 今を積み重ねて未来を創る おわりに 比較すべき相手は「理想の未来の自分」 私たちはつい、他人と自分を比べてしまいがちです。同じ目標を持つ仲間が結果を出していたり、SNSで輝いて見える誰かの投稿を見たりすると、「自分はまだまだだ」と落ち込むこともあるかもしれません。 しかし、本当に比較すべき相手は“他人”ではありません。比較すべきなのは、理想の未来の自分です。 他人は自分とはまったく違う人生を歩んでおり、目標や環境、過去の経験も異なります。そんな人と比べても、意味のある比較にはなりません。 大切なのは、「自分がどうなりたいのか」…
意思決定における確率の誤認 確率を理解することは、未来に備える力 序章 脳と「確率」の関係を考える 第1章 私たちは確率をどう感じているのか? 第2章 脳内で確率を処理する回路とは? 第3章 ベイズ的脳:脳は推論マシンなのか? 第4章 意思決定における確率の誤認 第5章 発達と個人差:確率感覚は生まれつきか? 第6章 日常で確率をうまく扱うために 終章 確率を理解することは、未来に備える力 【序章】脳と「確率」の関係を考える 私たちは毎日、無意識のうちに「確率」を考えながら生きています。 たとえば、朝の天気予報で「降水確率40%」と聞いたとき、あなたは傘を持って出かけるでしょうか? あるいは、…
子育てが楽しくなる脳科学 「パパ,もういっかい読んで!」 2歳の娘が『ねこさんスパゲッティ』を抱えて見上げてきます.今日で10回目?いや,50回目?眠たいときなど,正直しんどいですよね. でも実は,この「もういっかい!」には重要な意味があるんです. 脳の中で起きている変化 反復学習によって記憶が向上し,より長期間保持されることが分かっています.6回学習した場合,1回だけの学習と比べて海馬の活性化が強くなり,その活性は1か月後も安定して保たれることが示されました1. つまり,最初はでこぼこ道だった神経の通り道が,何度も使うことで高速道路のように整備されていくイメージです.だから子どもは,お気に入…