よく、病院にいると、患者さんの気持ちの確認をおろそかにすることがある。 とくに、患者さんには高齢者が多くて、判断力や理解力が衰えていたり 認知機能が落ちている、そもそも認知症になっている方もいるのだ。 かといって、その人のことを決めるのに、本人をないがしろにしてはいけない。 だって、その人のことはその人にしか決められないのだから。 たとえば 治療をするかどうか もう命が危ないって時に、どこまで治療をするのか 心臓マッサージ、人工呼吸器、昇圧剤、酸素・・・どこまでやりますか? ご本人が相当しっかりしているとき以外は、たいてい入院してすぐ話し合うことが多いから、ご本人は体調も非常に悪くて会話もまま…