藤崎翔

抱腹絶倒のお梅シリーズ、続編が出ました～ぱちぱち。きっと、またお梅に会える と思っていたよ・・・！前作が好評だったせいか、思ったよりも早く続編が出て ちょっと驚きましたけど。ちょいちょい、いろんなところで話題になってたみたい だから、納得ですけどね。 さて、前回に引き続き、人を呪いたいお梅ですが、やっぱり今回もなかなか上手くは 行きません。でも、『ぷろろおぐ』の部分で、お梅と同じ呪いの人形仲間に出会い、 ある能力を授けられたお梅は、ちょっぴりパワーアップ。まぁ、ほんとにちょっと した能力がプラスされただけってところがまた笑えるんですが。ただ、その能力に よって、ほんのちょっと出来ることが増えた…

藤崎さん最新作。『逆転』がつくシリーズ第三弾。今回は、最近注目されている ピン芸人のミワ子が発売したエッセイ＆ショートショートという体裁で本文が 始まります。というか、ラスト以外は全部その形が踏襲されてます。ただ、冒頭で この本が発売された直後に、著者のミワ子が行方不明になっているとの不穏な 情報が。というわけで、『逆転美人』の時のような何かの仕掛けがあるんだろう なーと疑いながら読み進めて行きました。 しかし、エッセイに関しては、割と普通というか、お笑い芸人が書いてるという割 にはさほど笑えるものはなく。可もなく不可もなくって印象で、さほど面白いとも 思えなかった。ちょいちょい、旦那のDV匂…

こんにちは、めめです！！！バイト先の大学生に「ピュアな高校生と接してその荒んだ心を浄化した方がいいですよ」と言われました。えぇ、その通りです。世の中の荒波に揉まれ日に日に丸くなるどころか錆びた刃物のような心になっているので浄化した方がいいんです。けど、そんなものの浄化に使われるなんて高校生は大損なので、勝手に本を読んだり寝たりして浄化したいと思います。 さて、読書記録になります！ ミステリーばかり読んでいるので心の浄化は全くされませんが、のめり込めるものがあるというのはいいことです。このあとどのような展開になるのか？この登場人物に実は裏があるのではないか？など予測し、興味がひかれるのはいいこと…

たまたまみの魚書店へようこそ。 皆さんは好きな女優さんなどいらっしゃいますか？私は「橋本環奈」さんが凄く好きで、一時期携帯の待ち受け画面などにもしていましたね。「奇跡の一枚」の写真でかなり有名となりましたが、私的にはすべての写真が「奇跡の一枚」のように見えるのですが…いかがでしょう？ 私が彼女を好む理由として、あれだけ整った美しい容姿をしていながらも「中身がおじさん」という凄まじいギャップがあげられます。ハスキーボイスも相まってなのだと思いますが、大のビール好きだったり爽快な癖のある笑い方。すべてがギャップで面白くてかわいらしいのです。 人それぞれ好みの顔や憧れなどはあるかと思うのですが「どの…

比例区は「悪魔」と書くのだ、人間ども 選挙シーズンとなりましたので、こんな本もいいかなと思い、読んでみました。 石破政権もやや不安ではありますが、まじめにやってきた方だとお見受けしますので、しばらくはその手腕を見てみたいとは思っていますが、大ボスや対抗馬がそっぽを向いて、もう次の政権のことを考えている状況では、ここに書いてあることも、起こり得るかなという感じです。 ▼もっと見る 『比例区は「悪魔」と書くのだ、人間ども』 藤崎翔 あらすじ・感想 ありがとうございました。よろしければ、ぽちっとお願いします👇ランキング参加中読書ランキング参加中知識 (function(b,c,f,g,a,d,e){…

７月６日（土） 初めて読む作家さんです。元お笑い芸人さんということです。 いつもは出版社の本の紹介ページをリンクするんですがKADOKAWAグループへのサイバー攻撃があってこの１か月位アクセスできないページとかあるみたいです。 『神様の裏の顔』のページも緊急メンテナンスということで表示されませんでした。 第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。元お笑い芸人が描く驚がくのミステリ神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。 ++++++++++++お勧…

個人的にお気に入りの藤崎さんの文庫新刊。タイトルからしてぶっ飛んでますが ・・・主人公は、表紙にも出ている呪いの人形・お梅。築百年以上の古民家の 解体中に発見された日本人形は、五百年前の戦国時代に、数々の人間を呪い殺して 来た曰く付きの人形だった。五百年の眠りから冷めた呪いの人形・お梅は、復活を 機に、意気揚々とまた人間を呪い殺そうとするのだが、現代の人間にはなぜか お梅の呪いが通じにくいようで、失敗ばかり。ユーチューバー、失恋女、引きこもり 男、一人暮らしの老婆に友達ができない子供、老人ホームの老人たち・・・お梅は、 呪いの対象を次々と変えて試みるが、呪い殺せるどころか、なぜかお梅を手にした…