西武ドームは、埼玉県所沢市に位置し、西武鉄道が設置・所有、西武ライオンズが管理・運用しているドーム野球場である。現在は命名権取得により「メットライフドーム」と呼称されている。
旧・西武ライオンズ球場。西武ライオンズ・埼玉西武ライオンズのホームスタジアム。
最寄駅は西武球場前駅。
諸元
屋根
- 構造
- ステンレスの金属屋根および膜屋根
- 高さ
- 64.5m(グランド面から)
- 直径
- 223m
人工芝
- 材質
- 耐候性ポリエチレン
- 製法
- 特殊捲縮加工モノフィラメント
- 長さ
- 65mm
- 充填材
- 特殊調整珪砂+ゴムチップ
フェンス
- 構造
- 強化繊維入り表面シート+軟質ポリウレタンフォーム+サーモプラスティックウレタン
- 厚さ
- 標準100mm
収容人数
- 全体
- 33,556人(2015年4月現在)
グラウンド
- 面積
- 12,631.29平方メートル
- 両翼
- 100m
- 中堅
- 122m
スコアボード
- 画面サイズ
- 縦6.528m×幅49.152m(1,952インチ相当)
- 画面面積
- 321 平方メートル
- 発光方式
- R.PG.BフルカラーLED方式
- 表示色
- フルカラー
- 視認角度
- 水平度65゜ 上25゜ 下30゜
照明
- 方式
- 高演色性メタルハライドランプ・高効率メタルハライドランプ
- 照度
- バッテリー間2,500LX、内野:2,000LX、外野1,500LX
沿革
1998年、屋根の一部が完成。「西武ドーム」に名称を変更。
1999年、屋根が完成すると同時に、外野席部分が天然芝から人工芝に変わり現在に至る。
2005年、インボイスに命名権(ネーミングライツ)を売却。「インボイスSEIBUドーム」に名称変更。2006年を以って契約満了。
2007年、新たな命名権売却先がグッドウィル・グループとなり、「グッドウィルドーム」となる。
2008年、「西武ドーム」に名称を戻す。
2015年、プリンスホテル*1に命名権を売却し、西武プリンスドームとなる。
2017年、メットライフ生命保険が施設命名権を取得し、名称が「メットライフドーム」となる。
問題点
- 完全なドーム球場ではないため、気候の影響を受けやすい。夏は蒸し暑く、春と秋は肌寒い。
- 一塁側と三塁側の直接の移動が不可。(バックスクリーン裏から可能。バックネット裏からは不可。)
- 外野から内野にかけて上り坂になっているため、移動が不便である。