あっついですね。 日本が日本じゃないような感覚を覚えるのは、半世紀以上生きている人間の実感です。 暑さが理由の現実逃避に、会社員時代なら美術館へ駆け込んだものですが、現在は在宅メインで家から出るだけでハードルが高くなってしまい、ついつい本に逃げる。 ・・・心と体の健康のために、あまり感心できない気もしますが、この炎天下は”不要不急の”外出は控えなさいということで。 どっしりした画集をめくるのもいいですが、今回は筆者の美術鑑賞の原点的本を久々に取り出してみました。 高階秀爾『カラー版 名画を見る眼I』『名画を見る眼II』岩波新書 カラー版 名画を見る眼 Ⅰ 油彩画誕生からマネまで (岩波新書) …