「五つの指」 星降る夜 遠くを見つめ坂をゆく ゆっくりと一歩づつ上がる二人 背を押す優しい風 きみの髪を揺らし流れる香り つながれた手を強く握る 互いの五つの指に思いを込めて 離さない いつまでも 星の綺麗な夜、遠くを、夜空を見つめながらゆっくりと坂を上がる二人。会話もなく静かにゆく二人の背中を優しい風が押してくれる。そのとき、髪が揺らされてほんのりと甘い香りが漂う、それに誘われ思わず繋がれていた手を強く握る。互いの五つの指はかたく繋がれている、そんな指に思いを込めて、いつまでも離さないということの表現です。詩集出版の夢に向かってこれから始めてゆこうとしているところです。詩についての勉強らしい…