ネタバレはあります。 1995年の新潮文庫100冊にチャレンジした。そのときは、全部読んだ。そこで100冊をこなしたことで、読書のスピードはかなりあがった。難しい本は少なかったけれど、読書が習慣になっていない人は、そうした簡単な本の大量読みは意味があると思う。 20歳だった。2年間浪人をして、すっかり世界に絶望した。絶望したから本を読もうという気持ちになったまでで、人生が上手く行っていたら、読書などしなかったかもしれない。何を読んでいいかわからなかったから、一番目につく新潮文庫のシリーズを読んだ。 今51歳になる。30年前に読んだものを読み返したくなっている。あれからヨロヨロと、本は読んできた…