1984年、ドイツの高速道路A45号線で、コースを外れ、事故を起こしたらしい車が、通りがかりのトラック運転手により発見、通報される。 その車の助手席に、全裸で、瀕死の状態の男がいた。 その後、瀕死の男は病院にて亡くなったが、死に際に警官らに事故ではなく殺人だとほのめかしていた。 当然、警察は殺人事件として捜査を開始。 被害者は34歳のギュンター・Sという人物。 妻によると、失業中だった彼は、うつ病を患っており、特に奇行が目立つようになっていたという。 命が狙われていると語っていたり、車に知らない男たちがいたと怯えていた。 そして、妻は、彼が亡くなる前に意味不明の文字「Yogtze」と書かれたメ…