<刀 無銘:義弘(名物:豊前江)> ・南北朝時代 ・郷義弘 作 ・重美認定日 1937.05.27 ・重文指定日 1949.02.18 ・所在不明 ・御家名物 越中国の刀工・郷義弘が打った太刀で、義弘の作中で最も華やかな出来の優品である。 長寸の太刀を磨り上げて、打刀になったとされる。 号の由来の詳細は不明だが、豊前小倉藩の小笠原家に伝来していた。 1937年の重要美術品は、小笠原忠春伯爵名義で認定された。 1949年には、山口県の山田新松氏が所持していた。 1956年の重要文化財は、中沢暁氏名義で指定され、 1961年の「正宗とその一門」でも中沢暁氏所持で出品された。 現在、文化庁の調査にお…