1月5日に二十四節気の「小寒」を迎え、寒の入りとなりました。20日が「大寒」で、一年で最も寒い時期。寒の入りにふさわしく、晴れてはいるけれど冷えが深々と身体に沁み入るような寒さを感じました。 人の身体は寒さを感じると、無意識に猫背になります。肩が前に入り胸が閉じて、お腹が縮みます。お腹が縮むと内臓が圧迫され、内臓機能、特に消化力、排泄力が落ちてしまいます。 人は呼吸と食べ物からエネルギーをいただき作り出しています。消化力が落ちると食べ物を消化するのに膨大なエネルギーを使います。冬はそれでなくても寒さで体を冷やさないようにエネルギーを使って温めているのに、さらに消化にエネルギーを使うことになり、…