リスト::漫画家 「人間関係」のリアルで、救いのあるようなないような、微妙な世界を描く作家。 1957年新潟県生まれ。高橋留美子とは高校が同窓で、一緒に漫研を作った。 國學院大学卒後、1979年「劇画アリス」誌にてデビュー。 「アカシアの道」は映画化もされた(監督:松岡錠司)。
ファンサイトによる旧作のデータベース http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1497/kondo.html
月末ですね。一年で一番さわやかな時期といわれている5月!しかし、GWは大雨、そしてちょっと早めに梅雨入りするという、がっかり感。 私の勤めている会社では、月末に報告書を書かないといけないのですが、それがまあ、大人向けというか子供向けというか「自分で立てた目標を自分で振り返る」というフリーフォーマット。 もうね、深いため息とともに放置して、ようやく定時後の今手を付けたわけですが、いやすぎて放置中のブログに逃げ込むほど心理的ハードルを感じております。 はあああああ。もう酒に逃げちゃおうかな。 とりあえずAIに相談してみた。 私「やる気が起きない時の対処法を教えてください。」 Bing「こんにちは、…
本日に新潮「波」が届きまして、昨日に岩波「図書」が届いていましたので、 あと当方のところで残すのは「みすず」だけとなります。 「波」を手にして、目次を見て、編輯後記を見ることになりです。 「後記」の書き出しは「村上春樹さんの新作の四月刊行が発表されました。愉し みですねえ。」でありますので、気持ちは次の月に飛んでいるのかもしれません。 新潮社は村上さんの新作への期待の大きさがうかがえることです。(ひょっとし て、新潮社社員の夏のボーナスは、この村上春樹さんの新作の売り上げにかかっ ているのかもしれませんです。そんなことないか。) 今月は楽しみにしている北村薫さんの「本の小説」の掲載がありました…
川辺に舫った舟で暮らす見世物一座の5人はお父さんと昭助兄さんと清子さん、そして和郎(かずお)と桜です。お父さんは下駄屋で生まれたという人と牛のあいのこ「くだん」の噂を聞き買い取って仲間に加えようと一座を連れ岩国までやって来ます。 しかし未来を予言するという「くだん」は既に軍部の手に渡った後でして大枚をはたいてから接収されるよりはマシだと諦めるしかありません。 ところが和郎はトラックに乗せられた「くだん」の荷台を覆う帆布の隙間から覗く目が自分を見ていることに気づき、その日から同じような夢ばかり見るようになるのです。 (近藤ようこ「五色の舟」) お父さんはかつて旅芝居の売れっ子女形で雪乃助と言いま…
死なないだけではなくBlogまで書いている。もうキーボードを打つどころかマウスを操ることも困難で、このBlogのマイページのログインできたのは、つい先ほど。 夜、水の中にいるような汗に加えて強烈な悪夢を見た。魘されてほとんど眠れていないせいもあるが、目が覚めた段階(午前2時)で、かなり夢の記憶が残っていた。 追い掛けられて捕まるところから夢は始まるのだが、その辺のことは少ししか記憶にない。洗脳しようと無理やり変な映画を見させられるところで目が覚めた。 いくつかの要因が影響している。ひとつは、昨日、川崎であった精神障害者が手錠を掛けられた状態で衰弱死? して見付かったという痛ましいニュースを目に…
あまりに辛くて、やっと這いずり出したといった感じでPCに向かっている。朝から辛いが文章にできず、スマートフォンに箇条書きでメモしている。それを豊かな文章にする力が、今の私にはない。それでも箇条書きから復元する。 例によって寝てすぐに大量に汗をかき、まるで水の中にいるようだが動きが取れず布団も替えられない。気持ち悪くて、ほとんど眠れていない。風邪を引いた。外の音がガンガンと頭に響く。苦痛で悲鳴が漏れた。 身体が冷え切っているがスマートフォンを触れるようになったのは午前7時。やっと動けるようになったのは午前9時。外が暗いせいか、そんな時間になっているという実感がない。 訪問看護が来るが、最近は脈も…
いよいよ正月も終わった。 今日が仕事始めだ・・・ パソコンを開けただけ良しとしよう。がんばれ私、がんばれみんな。 働かざるもの食うべからずだよ。いっぱい食べたでしょ、正月。 さて、今年の初読書は格調高く?夏目漱石の「夢十夜」を読んだ。 というのも、最近は待っている近藤ようこの漫画訳「夢十夜」を手に入れたのでどんな感じかな~と思い。 夢十夜 作者:近藤 ようこ,夏目 漱石 岩波書店 Amazon 死んでしまった美しい女との百年後の邂逅,逃れられない前世の因縁,明治の世に運慶が現れる不思議,自殺を試みた瞬間に味わう激しい後悔,断崖絶壁で夥しい数の豚に追い詰められる恐怖…….漱石の内面の孤独が色濃く…
(近藤ようこ「兄帰る」) これはなんつーか非常に地味な作品なんです。 2006年にコミックス化されてますが、最近新装版が発売されました。 さて物語はと言うと、貸し布団屋の社長の娘・真樹子の元へ一本の電話が入る所から始まる。 3年前に失踪した婚約者・功一が交通事故で死んだと言うのだ。 連絡してきたのは功一の妹・理沙だった。 なんでも功一の遺品を見て欲しいという話なんだが、娘と結婚したら家業を継いでもらおうと期待してたのに失踪された父親は「行くな行くな!もう関係ない!」つって憤りましてね「失踪の挙句交通事故死かよっ!」と立腹しながらもどこか寂しそうなのは彼の事を気に入ってたんだろなあ。 しかし戸惑…
先日の図書館から借りてきたのはみすず書房の刊行本で、これが出たときには、 月刊「みすず」を購読しておりましたので、その巻末の広告ページで本のタイトル くらいは目にしているはずですが、このような本が出ていたのは、まったく知らず でありました。 ハンナ・アーレント、三つの逃亡 みすず書房 Amazon 図書館で背表紙を見て、手にしてみたのですが、これがいつもの本とは違って 本文横組みの本の開き方となっていました。これはどうしてなのかなと思って ページを開きますと、これがコミック仕立てでありました。 ハンナ・アーレントについてコミックで描くということに驚きました。ちょっと 文字をおってみましたら、こ…
●概要●ミュージシャン等20名●漫画家102名 ・他漫画家: ・① ・② ・③ ・④ ・⑤ ●ゲームクリエイター14名 ●小説家100名 ・他小説家: ・① ・② ●哲学者1名●ファッションデザイナー2名 ●写真家2名●映画サイト運営者1名 ●概要 現在226名分のリストを掲載。 このコーナーは「映画人のオールタイムベスト(個別)」に掲載した以外の漫画家、アニメーター、ゲーム開発、シンガー、作曲家、小説家、その他クリエイターが影響を受けた・好きな映画のリストをまとめた掲載先のリンク集です。
言葉は使われなくなりましたら、死語と呼ばれるようになるようです。 死語という言葉で検索をしましたら、昭和、平成の死語のランキングがあり ましたが、どちらかといえば流行語のようなものが中心で、これはちょっと 違うかなです。 たしか、小林信彦さんに「現代死語ノート」というのがありましたが、あれ にはどのような言葉が収録されていたでしょう。(どこかにしまってあるの ですが) 現代「死語」ノート (岩波新書) 作者:小林 信彦 岩波書店 Amazon その昔は、そちらのほうが普通に使われていたのに、最近はめったに目にする ことのなくなった言葉に「戦災孤児」というのがありです。 ウィキペディアを見ました…
このところ読んでよかったなーという本の備忘録です。 ●カラー図解 脳の教科書 カラー図解 脳の教科書 はじめての「脳科学」入門 (ブルーバックス) 作者:三上章允 講談社 Amazon この本はフルカラーで、口絵、写真や図がとてもきれいです。珍しくKindleで買ってしまった本でした。 比較的新しめの本なので、現在までの脳に関する知見をわかりやすく、ある程度専門的なところに踏み込んで紹介してくれます。脳の障害についての章もあり、ちょっとしたコラムも読み物として面白く、本当にすぐれた「教科書」ですね。 わたしの講義で引用させていただくかもしれません。 ●紛争でしたら八田まで(1)(2) 紛争でし…
全3項目 ●代表作 ●「フリースタイル56 特集:マンガ家による極私的偏愛映画ベスト10」より10本 ●「twitter(@suikyokitan)」で語った主な映画8本 「赤い天使」より 全3項目 ●代表作 漫画「死者の書」、 「五色の舟」等 漫画家として活躍する女性の近藤ようこ が影響を受けた・好きな映画。 ●「フリースタイル56 特集:マンガ家による極私的偏愛映画ベスト10」より10本 神さまこんにちは ペ・チャンホ…ロードムービー、電車、詩人、抱える事情 キルソドム イム・グォンテク…南北に分かれた家族、人探し、TV番組 大統領の理髪師 イム・チャンサン…コメディ、家族、当時の世相…
リモート読書会は松本清張『或る「小倉日記」伝 傑作短編集〔一〕』である。「或る『小倉日記』伝」だけではなく、それに収められた短編全体を読むことになった。 或る「小倉日記」伝 傑作短編集1 (新潮文庫) 作者:清張, 松本 新潮社 Amazon 恥ずかしながら、松本清張で読んだことがあるものはほとんどない。 つれあいと春に松本清張記念館に行ったことがきっかけで、有名どころをいくつか読み、映画などもネットで観た。正直、なんという読みやすさ、面白さだろうかと感動した。 読書会では、参加者から口々に父が熱心なファンだったとか、母の本棚にたくさんあったとか、親がよく読んでいた、というエピソードが聞かれた…
■今日買った本。計5220円。 a)suruga屋にて。 1・森雅之『ペッパーミント物語』ホーム社 ¥610 2・ちばあきお『キャプテン 4』集英社文庫 ¥50 3・近藤ようこ『悲しき街角』河出書房新社 ¥510 4・山本おさむ『オーロラの街 2』小学館 ¥270 5・山本おさむ『ペンだこパラダイス 漫画少年青春グラフティ 5』双葉社 ¥380 6~7・上田としこ『フイチンさん 復刻愛蔵版 全2巻』小学館 ¥3400 *** a)にて、6~7の漫画全巻セットがセール価格だったのをたまたま見かけてしまい、それなら¥5000以上の買い物で、ネット通販手数料も無料になるから、あとちょっと買えば良いぞ…
書店にあるPR誌を知っていますか? レジ横やパンフレット棚等に並んでいるもので、毎月出ているのか「○月号」と表記されている場合が多いです。 無料で配ってるアレです、ご自由にお持ちください的な。 主にA5版サイズで、数枚の紙を折って重ねただけのものや枚数が増えて背の部分でホチキス止めしてあるものなどもあります。本より冊子と言う感じでしょうか。 内容は一番シンプルなものだと近刊の紹介と今の人気作の紹介で、文庫本の中に入ってる折込チラシに毛の生えた程度です。 無料ですし…。 出版社が自社の本の販売促進の為に出しているのが多いと思いますが、本格的になると紹介と言うより書評になり、連載小説、マンガ、エッ…
Twitter制限の件、あれから1日ちょい経った。 今の所、検索しないようにしてTwitter見る回数を減らして流し見して、何とかAPI制限掛からないで昨日21時を迎える事が出来た。 見る件数は変わらなくても、見る回数を減らすと重複しなくて済むかなーと思って。実際どうなんだろ。 但しDMは出来ないまま(絵文字でリアクションは出来た)、リストへのアカウント追加も出来なかった。 此れはAPI制限とは別の制限掛かってるっぽい・・・と思っていたが、API制限掛かってる状態で無理矢理ツイートしてるとツイ・イイネの制限が掛かってRTしか出来なくなるという話。 そういうのもTwitterでしか解らない話なん…
本日も午前中は庭にでて作業です。ごみ収集に合わせて花柄摘みがメインで ありますが、花だけではなく枝を落としたりもしましたので、20リットルのごみ 袋に3つほどにもなりました。花柄摘みは毎日やらなくてはですが、枝にも及ぶ 大がかりなものは、次の週末の作業となりです。 ちょうど作業をしている時に郵便の配達がありましたが、その確認は作業が 終わってからとなります。 本日の作業の一つに、バラの挿し木つくりがありました。庭にあるバラを挿し 木手法で増やすのでありますが、枝を吟味して選び、それを半日ほど水揚げから、 種まき用の土にさして、毎日朝夕に水やりをして二か月ほど様子を見ることに です。うまく行きま…
漫画家の近藤ようこさんが、自治体から「無償で著作権の譲渡」と明記している契約書を提示されたとTwitterに投稿していました。 https://twitter.com/suikyokitan/status/1670958818891796481 https://twitter.com/suikyokitan/status/1671161092972904450 コメントを読んでみると、同じような経験をしている人も多く、「自治体からの依頼に多い」というコメントも。 何でこんなことがまかり通っているのでしょうか?? 世田谷区に申し入れをした人などから話を聞くと、どうも自治体の人たちは著作権のことを…
作品をいろいろ摂取していると、百合というと大雑把すぎるけれど女性と女性の関係性を描いた作品を見かけます。 今日はそれらの作品で面白かったものをまとめました。 小説 不良少女の漫画を手伝うはめになってしまったけど彼女の夢を応援したくなった『スイレン・グラフティ わたしとあの娘のナイショの同居』 中央アジアの国の、政治と戦争とシスターフッド『あとは野となれ大和撫子』 強烈な個性を持つダンス教師の数奇な過去とは『オリガ・モリソヴナの反語法』 清少納言から中宮定子への熱烈な主従愛『はなとゆめ』 暴走族少女とマスコットの危うい関係『製鉄天使』 京橋のキャバレーで女と女が共同生活を送る『グランドシャトー』…
books.bunshun.jp 仏像づくりの勢いで、澁澤龍彦『高丘親王航海記』を読んだ。ここではないどこかを目指して旅立った「みこ」の流離譚。夢とうつつを行き来するような不思議な読後感にしばし浸る。 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』を思い出しながら読んだ。どこか似ている。ブラジルでいう「サウダーヂ」の感覚も。 ファンタジーかラノベかと見まがう新装版の表紙もとてもいい。幻想文学だもんね。願わくば、諸星大二郎バージョンも見てみたいッス。 この手のリニューアル表紙で好きなのは武田泰淳『十三妹』。www.chuko.co.jp 近藤ようこのコミック版…
遊刊エディスト連載「マンガのスコア」の目次を作りました。 【コチラ】 の執筆者カテゴリーから入ってもいいのですが、最新投稿作からの降順になっているのと、ページが分割されているので、ちょっと煩わしいかなと思い、もうちょっとシンプルなリンク集を作ってみました。 並びは連載順です。 見てのとおり、かなり法則性のないランダムな並びです。これはある程度、意図的にそうしました。 ただ、できるだけ時代の流れに沿った形で読みたい、という方は、【コチラのリスト】 を参考にしてください。 読み方は、それぞれ好きなように…と、言いたいところですが、書き手としては、「連載順に全部読んで欲しい」というのがホンネです。 …