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運転免許

(一般)
うんてんめんきょ

運転免許とは、自動車、原動機付自転車を運転するために必要な資格のこと。一般的には自動車の運転免許、とりわけ普通自動車の第一種運転免許を指す。

日本国内の免許制度

公安委員会によって交付される。免許試験場で学科、技能試験を受けて合格した場合に交付される。指定教習所を卒業した場合は技能試験が免除されるほか、小型特殊、原付以外の免許をすでに所持している場合は学科試験が免除される。

分類

  • 技能試験が必要なくこれ以外の免許でも運転できるもの
    • 小型特殊自動車(小特)
    • 原動機付自転車(原付)
  • 四輪車が対象なもの
    • 普通自動車(普通・普二)
    • 準中型自動車(準中型)
    • 中型自動車(中型・中二)
    • 大型自動車(大型・大二)
  • 自動二輪車が対象のもの
    • 普通自動二輪(普自二)
    • 大型自動二輪(大自二)
  • その他特殊なもの
    • 大型特殊自動車(大特・大特二)
    • けん引自動車

第二種免許は旅客営業をするために必要で、普通、中型、大型、大型特殊、けん引免許に設定されている。大型特殊自動車や牽引自動車の第二種免許*1を取得しても、日本では役に立つ事は先ず無い。

中型自動車の区分は平成19年6月から追加された。
中型区分は追加前の普通区分を一部含むため、自動車運転免許を平成19年5月以前から受けている場合は、中型自動車運転免許の車重8t未満限定免許*2を所持している物と見做される。

準中型自動車の区分は平成29年3月から追加された。それ以前に普通免許を受けている場合は準中型(5t限定)免許となる。また普通二種免許を受けている場合は中型二種(5t限定)となる。

有効期限の欄が運転者区分によって色分けされている。

一般運転者では青色となる。初めて免許を取得してから、最初の更新または新たな免許の併記までは初心運転者となり緑色となる。5年以上無事故無違反であれば優良運転者となり、金色となる。金色の免許はゴールド免許と呼ばれ、更新時講習の短縮や任意保険料の割引が受けられる。

海外の例

アメリカではほとんどの州で16歳から免許が取れるが、高校の授業の「安全運転講習」クラスを受けないと免許試験に受けられない。
成績が悪いと、このクラスが受けられない地区もある。
ただし、地区のコミュニティーセンターやカレッジでも有料の同様のクラスがあり、こちらを受けてもOK。

*1:あきる野市で運行されている西東京バスのトレーラーバスは、運転にけん引二種免許を必要とする。なお、京成バスや神奈川中央交通バスの連接バスの場合は、必要な免許は普通のバス車両同様大型自動車第二種。

*2:積載量5t未満及び乗車定員10人以下

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