金融不安

2023年3月の相場の振り返りです。eMAXIS Slimシリーズの基準価格の推移を参考にみていきます。図は前月末の各投資信託の基準価格を1として、その推移をグラフ化したものです。参考にドル円の推移も掲載しています。 2023年も4分の1を消化し、3月といえば年度として見たときの最終月。私が働いている企業も3月末を締めるためにバタバタ、また人事異動の季節でもあり慌ただしい1ヶ月でした。4月は今度は年度初めということで、同じく忙しい日々が続いているのですが。さて、3月は月中に金融不安が世界に広がるといったショックもありました。順を追ってみていきます。 まず月初ですが、日本の株式市場は、先月から続…

３月投資成績 ３月の投資成績をまとめました。 株式投資は前月比1.％のプラス、年初比では7.8％のプラスとなりました。 ３月は証券口座に320,000円を新規で入金しています。 貯金から30万円を子供の教育資金運用口座に移したことで例月より証券口座への入金が多くなりました。 我が家は児童手当は全て証券口座に入金して運用しています。 yupin.hatenablog.com ３月は日本株の売買はありませんでした。 キャリアリンクが大幅増配を発表しましたので、入金が楽しみです。 yupin.hatenablog.com 米国株ではケロッグ【ＫＧ】を追加で１株購入しました ３月米国では利上げ政策の影…

5月の利上げは？ 行き過ぎた景気悲観論に注意 マーケット｜SBI証券 【簡易要約】 これまでのおさらい 3月22日の連邦公開市場委員会（FOMC）では0.25%の利上げが発表 5月3日のFOMCでも0.25%の利上げ予定 しかし先物価格から逆算される利上げ確率では、市場参加者は88%の確率で現行 4.75～5.00%の維持を予想 最近の急激な短期金利の低下やドル安は、景気後退観測が原因 直近の下落について 銀行不安が景気後退を誘発するとは考えず不況は局地的 銀行破綻は仮想通貨やベンチャーに極端に肩入れした預金者の慌てた引き出しが危機の原因 いまアメリカで起こっているのは所得水準の高いプロフェッ…

巨大なレバレッジの山に潜む、次のボラティリティー急変動の発生源 - Bloomberg 【簡易要約】 ボラティリティーの急変動は、過去10年かけて静かに積み上がってきた巨大なレバレッジの山に埋もれている可能性 シャドーバンキング（影の銀行）が金融システムにもたらす潜在的な問題や脆弱さを浮き彫りにした PE投資会社や保険会社、退職基金によって行われた信用供与を含む世界的なシャドーバンキングに対する調査の強化につながる可能性 これから｢防ぎようのないバブル崩壊｣が長く続く | 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース 【簡易要約】 金融システム…

アメリカのシリコンバレー銀行が破綻したニュースから 「金融危機」「金融不安」という文字をYouTubeやブログでよく見かけます。 リーマンショックがまた来る？ 世の中の移り変わりが激しい リーマンショックがまた来る？ 誰もが不安になりますよね。 私も積み立てNISAやiDeCoをやってるので 不安になって覗いたりしました。 確かめたのは自分の口座ではなく、ネットニュースやYouTube そんなことにはならないと、みんな言い切っていました。 以前だったら「専門家が言うんだったら、大丈夫」 なんて思ってたけど、株や経済の上げ下げって 人の心や不安な気持ちが上げ下げするものとわかって 「これって、大…

ひとりごと この問題、あまり大きく報道されてないのが気になりますね。 リーマンショック以前の、サブプライム問題・ギリシャショック・ヨーロッパ信用不安・資源高等も報道は小さかった。不安を煽るのは良くないが、正確な情報として配信すべきではないかと思う。海の向こうの話で日本は関係ないというわけにはいかない。 歴史は繰り返す。学習能力がないと繰り返す。記憶が薄れると繰り返す。痛い目に合っても忘れれば、同じ失敗をする。 もうリーマンショックを起こさない為に、対策は万全だったのか？ 私は、世界にレバレッジや先物取引取引は悪だと思っています。 ハイレバレッジで金融関連は肥大する。儲けた団体は、それを元に更に…

この１週間、金融不安に関しての話題ばかりとなっていますが、今回も新たなニュースが入ってきました。アメリカの大手銀行複数行が、中堅銀行であるファースト・リパブリック・バンクを支援することが報道されました。 シリコンバレーバンク、シグネチャーバンクの経営破綻を経て、ファースト・リパブリック・バンクも不安視されてきました。 シリコンバレーバンクに対する混乱が始まった3月9日にファースト・リパブリック・バンクの株価も大きく下落しました。3月13日終値時点で31.21ドル。3月8日の終値115.00ドルと比べ、およそ3分の1以下となってしまいました。 格付け会社であるS&Pグローバル・レーティングが15…