イラストレーター。絵本作家。1961年大阪府藤井寺市生まれ。妻もイラストレーターのあおきひろえ。 「プレイガイドジャーナル」のカット等を担当。 1990年JACA日本イラストレーション展入選。「おたまさんのおかいさん」(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。 「スモウマン」(講談社刊)、「うえへまいりまぁす」(PHP研究所)、「かあちゃんかいじゅう」(ひかりのくに刊)などの作品がある。 また、「読み聞かせの会」でも活動。
おたまさんのおかいさん (エルくらぶ)
スモウマン (講談社の創作絵本)
かあちゃんかいじゅう
一輪の花の両隣には帽子をかぶったカメくんと帽子をかぶったアルマジロくんがいます。 かれらの目がお互いどこを見ているのか分からず、可愛い。 絵本にしては分厚い1冊。 【そらからおちてきてん】あらすじ 【そらからおちてきてん】感想(ネタバレあり) 1.いわ 2.おちる 3.みらい 4.しずむ 5.まんいん 【そらからおちてきてん】あらすじ うす暗い空の下には地面があって、その上にポツンの一輪の花が咲いています。 ピンク色のかわいらしい花です。 そこに帽子をかぶったカメが立っています。 この場所が好きなんだそうです。 一輪の花の隣で立っていたら、アルマジロくんがやってきます。 カメくんが、なにしてる…
8月6日のことを描いた絵本です。 主人公(語り部)のおじいさんが広島で兵隊をしていたという流れから絵本が始まります。 そして主人公(語り部)のおかあさんがピカドン(原子爆弾)が落ちてから一週間後に広島へかけつけるもお兄さんは見つからず、差し入れの食べ物を持って帰った…というお話しです。 (本当にこれだけの話です) 子供向けの戦争系の絵本と言うよりは「大人が子どもに読んで欲しい」絵本かも。 絵は大迫力なタッチで描かれていますが子供が進んで読みたいと思うような本ではないでしょう。 見開きにわたって口をポカンと開けた丸焦げの全裸の赤ちゃんの絵があるのですがこの絵は不要。閲覧注意のグロ絵です。 実際に…
朗読詩 /ひろしまの子/詩・四國五郎 絵・長谷川義史/BL出版/2025年 1980年8月6日にヒロシマで行われた原水爆禁止世界大会のために作られ、1万人の前で読まれた四國五郎「朗読詩 ひろしまの子」に長谷川義史が絵を描いたものです。 いっしゅんに とけて死にました。 飛ばされ ちぎれて 死にました やわらかなからだが 建物におしつぶされて死にました 火の中を はだしで逃げ 防火用水の中にしずんで死にました お母さんの名を 呼びながら死にました およそ人間の頭で考えられる 一番むごたらしい死にざまで 死にました 四國五郎さんのお子さんのあとがきに、「ぜひ、声に出して読んで、無言の訴えに答えてあ…
長谷川義史さんって、知っていますか? 売れっ子の有名な絵本作家の方なのですが、私は絵本制作をするようになって、昨年初めて知りました。 絵本作家って、それくらいあまり知られていないんですよね~きっと。 私も絵本って、子どもの頃に読んだきりだったので、私が子どもの頃に出てなかった作品は全く知らず。子どもが生まれて、図書館のお話会や、保育園からの紹介で初めて出会う絵本がたくさんありました。 その中ですっかりファンになってしまったのが、長谷川義史さん。子どももお気に入りで、親子ともに大好きです。 今回は、そんな長谷川義史さんの絵本を紹介したいと思います~。 長谷川義史の絵本のどこがいいか? 長谷川義史…
THIS IS NOT MY HATちがうねんジョン・クラッセン JON KLASSEN長谷川義史 訳クレヨンハウス2012年11月15日 第一刷 『I WANT MY HAT BACK』が、あまりにもシュールで面白かったので、ジョン・クラッセンの絵本を探して、図書館で借りて読んでみた。 megureca.hatenablog.com 今度は、日本語翻訳版と、英語版と両方借りて読んでみた。先に、英語をよんで、そのあと日本語で。 表紙裏に書かれた説明は、英語と日本語ではちょっとちがう。 英語版は、”A fish has stolen a hat.And he’ll probably get aw…
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。 会いたくて、でも会えない人はいますか?
「なんで、シュート、うたんざにあ!!」 「え!?打つべきでしたん?!」 いやいやいや、面白すぎでしょ。何そのセンス。 この記事では、長谷川義史さんの絵本たちを紹介します! 長谷川義史さんの絵本はどれも面白く、私たち夫婦は大ファンです! でも、思ったより長谷川義史さんの認知度が高くない。 それは大変悲しい! ネットで調べても、企業はいっぱい書いてあるが、 個人の感想が少ない! そこで、こちらでは私たちの大好きな長谷川義史さんと絵本について紹介しますので、ぜひ、この機会に絵本を手に取っていただけたらと思います! 長谷川義史さんについて https://t.co/2hSL6Lb29t pic.twi…
道を歩いていたら、通りすがりのおばちゃんに挨拶されたけど、誰だか思い出せなかったことってありませんか??? (あのあばちゃん、誰やったかいな)とおばちゃんの事を思い出すまでの出来事が書かれた絵本です。 男の子の関西弁と長谷川義史さんの楽しい絵で読んでいて楽しいお話絵本です。 【しってるねん】あらすじ 【しってるねん】文: いちかわけいこ 【しってるねん】絵:長谷川 義史(はせがわよしふみ) 【しってるねん】あらすじとネタバレ感想 くすりやのおばちゃん? はなやのおばちゃん? さかなやのおばちゃん? パンやのおばちゃん? たこやきのおばちゃん? やおやのおばちゃん? おもいだせへん 思い出した!…
情熱大陸 2011年6月26日放送 TBS-アトリエ 長谷川義史さんの絵本作家としての才能や人気が伝えられていて、デビューから数々の賞も受賞しているということは素晴らしいですね。彼が胸に抱えるいらだちを子どもたちに向けた絵本で発散しようとしている姿勢も感じられます。普段は大阪で仕事をしているようですが、実際の仕事ではなくパラパラマンガを描いているとのこと。作品に梅干しおばあちゃんというテーマを取り入れようとしたものの、自分自身が梅干しをつけた経験がなく、実際に試してみたとのコメントが興味深いです。また、彼がちあきなおみの大ファンであるとの情報も面白いですね。アイデアが浮かばないと犬の散歩に行く…
最近、続けて3回絵本を読む機会があり、そこで読んだ3作品を紹介します。 『くらやみきんしの国』 イギリスの絵本作家、エミリー・ハワース=ブースの作品。 先週、小学4年の教室で読んだ絵本です。 地元の図書館に借りに行ったとき、おすすめコーナーに、その季節に相応しい絵本ではなく、珍しく学年別おすすめ絵本が並んでいたので、小3・4年のコーナーにあったこの絵本を選びました。 読み聞かせにしては、ちょっと絵が小さく見にくいかなとは思ったものの、風刺が効いたストーリーとシュールな絵が、子供に限らず大人でも楽しめる絵本でもあり気に入ったので。 【あらすじ】 小さい頃から、暗闇がとても怖かったある国の王子様。…