中小私鉄の一。長野市とその近郊を走る中規模私鉄。
富山地方鉄道とともに「地方私鉄の雄」として並び称され、地方私鉄としては非常に高度なサービスを提供している。
長野線の長野‐須坂間は都市圏内輸送の性格が強いが、一方で沿線に湯田中渋温泉郷・志賀高原・小布施・松代など観光地を多く有し、観光客の利用も多い*1。
近年では、首都圏で活躍してきた小田急ロマンスカーHiSE、成田エクスプレス、東急田園都市線などの車両の譲受を受け、通勤・観光路線色を更に強めている。
社紋は、「長」の字の草書体を表す五芒星を、千曲川を表す三本の線で囲んだ丸い紋章となっており、2100系(旧成田エクスプレス)を除く全車両の側面に掲げられている。
通称「長電(ながでん)」。
1920年(大正9年)5月30日
計 54両
屋代線は2012年4月1日に廃止予定として国土交通省に申請を出し、予定通り廃止された。これによりしなの鉄道との接続がなくなり、甲種輸送により行われてきた車両輸送はトレーラー陸送に変わった。
これ以前にも、下記の通り2002年に信州中野-木島間(通称:木島線)が廃止されている。