JR北海道・宗谷本線の駅 所在地:北海道中川郡音威子府村字音威子府
かつては音威子府駅からオホーツク海方面に天北線が分岐していた。 今日では駅構内にある天北線資料室でその面影を知ることができる。
駅正面入口から入って右手に蕎麦屋「常盤軒」があり、黒麺の音威子府蕎麦を食べられる。
南稚内駅 南稚内駅に到着。 ホーム側の駅舎には流木のような木から作られた駅名標があります。 日高本線様似駅にあった物と似ていると思いましたがこちらはひらがなでした。 2013年12月撮影 ホームをよく見ると、白いポールが立っていて特徴的です。 駅舎に入ります。100周年記念の掲示がされています。 お目当てだった南稚内駅100周年記念入場券は既に完売していました。 仕方ないので壁に飾られていたレプリカを撮影。 巨大駅ノートにメッセージを残します。 駅スタンプも押印。 駅の外に出ます。駅舎全景。 駅名は上に掲げられているタイプです。 30分ほどで乗車する特急が来てしまうので探索を終わりにします。 …
// 幻の真っ黒なそば、音威子府そば。 知らないと絶対読めないと思うが、音威子府(おといねっぷ)と読む。 北海道で一番小さな自治体、音威子府村で作られていたそばだ。 うん、「作られていた」と過去形で書いてしまった。 もう作られていないんだ。 2022年8月末で、その製造の歴史は終わった。 これは、音威子府そばの幕引きのギリギリのところで足掻いた僕の物語である。 ひとつの歴史の終わる悲しい話ではあるが、もしこの記事を読んであなたが「ぜひ食べてみたい」と思った場合、今なら可能性はゼロではない。 興味を持ったのであれば、ぜひチャレンジしてみてほしい。 だって、もう二度と食べることはできないのだから。…
(旧「常盤軒」の真っ黒い駅そば) ★旧常盤軒(JR宗谷本線、音威子府駅。2021年2月に閉店) 「日本一うまい」とまで言われた駅そばでした。1933年創業。80年を超える老舗。JR宗谷本線、音威子府駅の構内で食べることができたお蕎麦ですが、店主の西野守さんが2020年2月に逝去され、翌日店舗は閉店となりました。数年前から体調は思わしくなく、店舗は断続的な営業とおりました。2018年夏、もう最後かもしれないと息子を伴って音威子府駅に寄ったのですが、そのときも「臨時休業」。そのまま、こちらの駅そばを食べる機会を得られず、今回の閉店となってしまいました。なお、「音威子府そば」は、道の駅のほか、村内の…
目次 1.音威子府駅(おといねっぷえき) 2.北の大地の入場券 3.音威子府駅と近隣の歴史 1.音威子府駅(おといねっぷえき) 咲来駅からまたまた国道40号線に戻り、天塩川そして宗谷本線と一緒に北へ進む。 森の中を抜けると音威子府村の市街地に到着。 国道から東側へ進む道に入って音威子府駅に到着。 駅舎はバスターミナルも兼ねている。 山小屋風の建物。 かつて林業で栄えたこともデザインに影響しているかもしれない。 跨線橋は相当古そう。 隣にある錆びたコンテナは現役だろうか。 駅前通りは辛うじてらしさを残しているよう。 2.北の大地の入場券 駅舎に入って見る。 駅内には有名な駅そば「常盤軒」があるが…
2024年9月20日(金) その1の続きで、引き続きキハ54に揺られて稚内を目指していきます。 豊清水信号所 名寄駅を出発して約30分、列車は豊清水信号場に到着。 ここで稚内からやってきたサロベツ2号と行き違いを行います。 かつては駅だったのですが2021年に廃駅となり今は美深~音威子府間唯一の列車交換の場所に。 そろそろ対向のサロベツ2号が来てもおかしくない時間なのですが中々来ません。 どうやら今朝の大雨の影響で遅延しているらしく、音威子府駅での行き違いに変更となったようです。 ということでしばらくして出発。 音威子府駅 9:05定刻通りに音威子府駅に到着。 所定では9:08出発のため下車し…
1982/07/20 宗谷線 音威子府/筬島、338D(稚内発旭川行上り普通) 1982/07/20 宗谷線 音威子府/筬島、337D(旭川発稚内行下り普通、幌延経由) 1982/07/20 宗谷線 音威子府/筬島、339D(旭川発幌延行下り普通) ER200を画像修正で掲載です。 今回は、音威子府駅の北側の牧場近辺から。 客車以外にも、旭川/稚内直通の普通DCが下り上りとも2本あり。所要は7時間弱。 その中で、337Dは、旭川発稚内行で、幌延経由と浜頓別経由(725D)を併結。 ちなみに音威子府からは、幌延経由は1両、浜頓別経由は2両であった。 337D:旭川543→919音威子府959→1…
1982/07/21 宗谷線 音威子府、324列車、スハフ32 264/スハ43 708/ 本日もありがたいことにスハフ32連結で良かった。道北で一番の目的の撮影対象。 1982/07/21 宗谷線 音威子府/筬島、324列車(稚内発旭川行) 音威子府駅のすぐ北側、牧場から。列車が来ると、音を聞いて牛が動いてしまう。 稚内発の上り324列車旭川行、最後部はスハフ32 364、道北での撮影のハイライト。 音威子府の停車時間は16分、この時間内に、駅前到着から車両の撮影までを全部実行。 狭窓がぎっしり並んだ姿は美しくかつ重厚。昔のモノの造りというか思想まで伺える。 いいですね。見ていると時間がたつ…
2024年9月21日(土) その③の続きで2日目です。 今日からロイヤルエクスプレスを本格的に撮影していきます。 朝日浴びる幌延駅 朝日登る頃に宿を出発。 今朝まで雨が降っていたためか路面が濡れています。 セイコーマートで朝ごはんを取った後は音威子府へ向けて南下していきます。 宗谷本線 音威子府~咲来4324D 普通名寄行 後追い 稚内を朝一に出発した普通列車が音威子府を離れていくところを。 冬場は雪に埋もれている音威富士スキー場の「おといねっぷ」が姿を見せてくれています。 宗谷本線 音威子府~咲来62D 特急サロベツ2号 旭川行 後追い 朝一番の上り特急サロベツも音威子府を後にし、旭川を目指…
1982/07/21 宗谷線 音威子府/筬島、306D(上り急行宗谷)札幌行 今回は、14系客車以前のDC急行宗谷から。 元は函館/稚内間の急行であったが、この時は既に札幌/稚内間に短縮となっていた。 ここは音威子府の近く、少し北側で宗谷線と天北線の列車が共にみえる場所になる。 天気は雨のち曇りであまり良くない。KR64は暗くて使えず、ER200を使用となった。 牧場で牛が多く見られたのでこれを入れて撮影を考えていた。しかし牛は適当に動く。 列車の音が響くと突然ランダムに動いてしまうため、予想外に難航する。少々参る。 適当し広めで構えて、後は牛の動きに合わせて運を頼りにエイヤでシャッターを押す…
2023年までに訪問した上川地域の駅をまとめてみました。 スポンサーリンク <旭川市> <旭川駅>(別ブログへ移動) kako.dam-tour.com <上川郡> <上川駅>上川町(別ブログへ移動) kako.dam-tour.com <士別市> <士別駅>(別ブログへ移動) kako.dam-tour.com <中川郡> <音威子府駅>音威子府村(別ブログへ移動) kako.dam-tour.com <天塩中川駅>中川町(別ブログへ移動) kako.dam-tour.com <名寄市> <名寄駅>(別ブログへ移動) kako.dam-tour.com トップページ スポンサーリンク
20年目突入ですよ。始めてから丸19年になります。 Yahoo!ブログで開始したのが2005年9月11日のこと。 tateisu19.hatenablog.jp 自宅のネット環境が貧弱すぎるのと、当時、だんだんブログが流行ってきていたこともあり、Yahoo!ブログへの記事の反映に1時間以上かかり、結局その日に更新できないこととかもありました。 なので、このブログはネカフェで作りました。 それからケータイでYahoo!ブログに投稿可能になり、仕事帰りの電車の中で記事をアップすることができて、すごく記事の投稿が楽になったのを覚えています。 2010年12月4日、東北新幹線全線開業の時は、これに乗っ…
この記事の続きです。 www.rail-miler.site きっぷの入手が困難な無人駅 幌延駅でトクだ値を発券しました! はまなす編成の「サロベツ2号」が来た! 宗谷本線の景色を復習? 旭川で「ライラック」へ乗り換え まとめ:特急列車の方が快適だけど・・・? きっぷの入手が困難な無人駅 豊富町で用件のため滞在し、帰りも沿岸バスの「特急はぼろ号」を検討しましたが予約状況が微妙。上りの場合は豊富で隣が空いていても留萌までの約3時間、乗車扱いが続くので相席になるか否か、より慎重な判断が必要です。 そこで混雑していないJR北海道の特急列車にしようと思ったのですが、豊富~札幌間で正規の運賃・料金を払う…
最北端に入り浸る 北海道滞在4日目。前日ゆっくり休めたからか、唐突に朝7時にチェックアウトして出発。雨は止んでて風も弱い。最北端のマクドで朝マックしてから出かけようかと思ったけど、混雑していないうちに宗谷岬へ行きたくなった。 www.north-hokkaido.com 30分位で宗谷岬に到着。昨日とは打って変わって風も雨もない、過ごしやすい天気。 ジムニーと宗谷岬のモニュメント。混む前に撮れて良かった! ほんと穏やかで気持ちいい宗谷岬の朝。コーヒー片手にゆっくりと最北端の地に浸る。 海も透き通って綺麗。 有名な岬によくありがちな、音楽が流れる石碑。 千葉紘子さんが歌う宗谷岬という曲。でもこの…
続・旅行記です~おしながき~Part1: 2021/12/13 北の大地へひとっ飛び Part2: 2021/12/14 こいつ稚内に何しに行ったん Part3: 2021/12/15 北星八幡神社へ ←イマココ Part3.5: 2021/12/15 音威子府駅前のゲストハウス IKEREさんにて Part4: 2021/12/16 物置駅舎 糠南駅へ Part5: 2021/12/17 帰仙 本記事の目次はこちら。 1. 2021/12/15 北星八幡神社へ 2. まずは幌延町へ散策しに 3. 幌延町内散策 4. 幌延駅に戻る 5. 智恵文駅 6. 北星八幡神社まで歩こう 6. 迫るタイム…
続・旅行記です~おしながき~Part1: 2021/12/13 北の大地へひとっ飛び Part2: 2021/12/14 こいつ稚内に何しに行ったん Part3: 2021/12/15 北星八幡神社へ Part3.5: 2021/12/15 音威子府駅前のゲストハウス IKEREさんにて Part4: 2021/12/16 物置駅舎 糠南駅へ ←イマココ Part5: 2021/12/17 帰仙 本記事の目次はこちら。 1. 2021/12/16 物置駅舎 糠南駅へ 2. 糠南駅 3. 現世に戻る 4. またね音威子府 5. 札幌辺りでだらだら
サロベツ原野 今日は低気圧の影響で大陸から低い温度の空気が流れ込んでいる。 北海道は全般的に冬の気温 札幌では朝7時に23.5℃を観測しそのあと日中は温度が下がった。午後1時では17.5℃ ここ豊富では夜中2時に20℃だったが日中の最高は12時の14.4℃ 寒いくらいだった。 今日の宿はそのサロベツ原野にある。 「あしたの城」 GoogleMapで見つけた。 あしたの城 ロビー 夕陽の中利尻山を見ながらの散歩がうたい文句。 しかし当日は前線の影響か雲が多かった。そのためか散歩は中止。 宿の庭からの利尻山 望遠でローソク岩まで見える。 こちらはサロベツ原野からの写真 望遠のこともあるがずいぶん近…
2022/8/29(月) 旭川を出発し、さらに北へと車を走らせます。 まずは、過去にヤチウグイを採集したことのある小河川をチェック。 「ヤチ(谷地)」とは湿地帯のこと。ブッシュの生い茂る淀みを重点的にガサっていくと… いましたいました。ヤチウグイ。 ウグイとつきますが、アブラハヤの仲間(ヒメハヤ属)。日本では北海道にのみ分布する冷水系のお魚です。 赤みがかった鈍い金色の光沢が美しいですね。 途中の音威子府で名物の黒そばを購入。 後日関東に帰ってからいただきましたが、独特のコシの強い麺で大変美味しゅうございました。 音威子府駅の構内には、1989年に廃止されたJR天北線の資料館があります。決して…
鉄道発見伝 鉄兄ちゃん藤田大介アナが行く! #82 北海道・JR宗谷本線(後編)8/6(火)04:00~05:00日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ 鉄道発見伝 #111 北陸新幹線延伸前の鉄道風景2023(前編)8/6(火)06:30~07:30日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ 鉄道発見伝 鉄兄ちゃん藤田大介アナが行く! #83 北海道の鉄道遺産をめぐる旅(前編)8/7(水)04:00~05:00日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ 鉄道発見伝 #112 北陸新幹線延伸前の鉄道風景2023(後編)8/7(水)06:30~07:30日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ 鉄…
かつて北海道には、天北線という鉄道が走っていました。 宗谷本線から音威子府*1駅で分岐し、中頓別*2、浜頓別*3、鬼志別*4などを経由して南稚内駅で再び宗谷本線に合流する路線でした。 むしろ歴史としては”本線”よりもこちらの方が古く、開通当時はこのルートが宗谷本線でした。のちに音威子府から稚内を幌延経由で短絡する路線が天塩線として建設され、それが全通すると「宗谷本線」はそちらのルートに改められ、”元”宗谷本線は北見線と名前を変え、その後新たに天北線という名称が与えられたのです。 そんな天北線ですが、利用者減少の流れには抗うことができず、国鉄が民営化されてJR北海道が発足してから2年後の1989…